BOSS、ルーパーのフラッグシップ2機種を発売

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BOSSから、ルーパー「LOOP STATION」の最新モデルとして、クラス最高峰の音質と進化を遂げた操作性により多彩なパフォーマンスを可能にするテーブルトップ・ルーパー『RC-505mkII』と、フロアタイプ・ルーパーの『RC-600』を11月に発売される。

『RC-505mkII』は、高音質と優れた操作性によりワールド・スタンダードとして人気を博している「RC-505」を再構築。「RC-505」ユーザーから寄せられた声をもとに、細部に至るまで進化を遂げたテーブルトップ・ルーパーのフラッグシップ・モデル。ビートボクサーからボーカリストに至るまで、ステージ・パフォーマーに向けたものとなっている。

一方の『RC-600』は、高品位なサウンドと同時使用可能なステレオ6トラックを備えたフロアタイプ・ルーパーのフラッグシップ・モデル。機能を自在に割り当てることができる9つのフットスイッチにより、プレーヤーのスタイルに合わせたセットアップを行うことができる。また、サウンドに彩りを加える豊富なエフェクト、200種類を超える内蔵リズム・パターンなどを搭載している。

●操作性の向上によりパフォーマンス性が進化した『RC-505mkII』



『RC-505mkII』の5つのステレオ・トラックには、独立したボリューム・フェーダーとコントロールを装備。スピーディーかつ緻密にサウンドを重ねていくことが可能。ボリューム・フェーダーにはダイナミックなパフォーマンスにも応える耐久性の優れた新フェーダーを採用。また、各トラックに装備された「FXボタン」と「TRACKボタン」には、任意の機能を設定でき、ボタンを押すだけで使用したい機能にアクセスできる。さらに、「INPUT FX」と「TRACK FX」の同時使用数は、それぞれ4つに拡張にされ、よりアグレッシブなサウンド・メイクが可能になった。



●自在なセットアップでパフォーマンスの幅を広げる柔軟性に優れた『RC-600』



『RC-600』は、高い柔軟性と拡張性を持ち、9つのフットスイッチに自由にパラメーターを割り当てることができ、コンパクト・タイプのルーパーである「RC-1」をシンプルに6台並べるのと同等のセットアップや、手前の6つのスイッチで各トラックを呼び出し、「録音」「再生」「停止」は常に特定のスイッチを使用することで安定した操作を実現するなど、プレーヤーのスタイルに合わせたセットアップが可能。また、視認性の高いカスタムLCDは、ループの同期状態や各トラックの音量表示など、状況に応じて設定可能。トラックの状態を表示するループ・インジケーターとともに、プレーヤーのパフォーマンスをサポートする。


『RC-505mkII』『RC-600』は、クラス最高峰の高品位32ビットAD/DA、32ビット浮動小数点演算処理により高音質を実現。サウンドに彩りを加えるエフェクトは、新規採用のハーモニーFXやエレクトリックFXを含む、「INPUT FX」49種類と「TRACK FX」53種類を搭載。「INPUT FX」と「TRACK FX」、それぞれ4種類のFXを同時に使用することが可能。また、入出力は大幅に強化され、ファンタム電源対応の2系統のマイク入力、2系統のステレオ入力と、3系統のステレオ出力を装備。3系統のステレオ出力は、6つのモノラル出力としても使用でき、用途に応じて最適な再生環境を構築することができる。

さらに200種類を超えるリズム・パターンを内蔵。新規に搭載した16種類のドラム・キットとの組み合わせにより、よりリアルで躍動感のあるリズムを作り出すことができる。内蔵のリズム・パターンはループしたフレーズと完全に同期する。

製品情報

『RC-505mkII』
外形寸法:420(幅)×234(奥行)×67(高さ)mm
質量:1.8kg

『RC-600』
外形寸法:435(幅)×163(奥行)×66(高さ)mm
質量:2.4kg
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