ネリーの洋服ブランドVokalが商標盗用で訴えられる

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ラッパー、ネリーによる洋服ブランドVokal Clothingの名称が、同名のグループVokal(ヴォーカル)の名称を盗用したとして訴えられていると、E! Onlineなどが報じている。

訴えたのはオーランドを本拠地とする音楽グループの二人のメンバーで、ネリーがVokalという名称を商標盗用したとして、賠償金を求めているという。同音楽グループは'94年からVokalの名称でアーティスト活動及び洋服の販売も行なっており、'98年からはネリーと同じユニバーサル・レコードとも契約して、作品のリリースを行なっている。ネリーは'02年よりVokal Clothingの名で洋服ブランドをスタートしているが、原告側はネリー自身が既にVokalのグループがあるのを知っていたにも関わらず、洋服ブランド名としてVokalの名称を使うことを決め、それを使用し続けていると主張している。

ネリーは'02年にVokal Clothingをスタートして以降、2,000万ドル(約20億円)以上を売り上げており、原告側の弁護士は「今の時点では利益が判らないので、正確な損害額を計算することが出来ない」としつつも、「7桁(数百万ドル)か8桁(数千万ドル)の損害賠償を請求するであろう」とコメントしている。

K.Omae, LA
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