モリッシー、ファンの前では演奏しない?

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モリッシーが、ラジオ番組で行なう予定だったライヴ・セッションをドタキャンした。理由は、ファンの前でパフォーマンスをするとは「聞いていなかった」からだという。

BBCラジオ1の番組『ジョン・ピール・ショウ』は、5月19日(水)の夜、モリッシーの生演奏を放送する予定だった。しかしモリッシーは、このライヴ・セッションはスタッフだけの前で行なわれる“プライベート風な”ものだと考えており、スタジオに抽選で選ばれた12人のファンが招待されていることは知らなかったという。

モリッシーの公式サイトmorrissey-solo.comはこう説明している。「モリッシーは水曜日に予定されていたジョン・ピールの番組に出演しなくなった。アタック・レコーズ(モリッシーの契約するレーベル)いわく“誤解”があったためだ。モリッシーとレーベルとの間に生じた“誤解”とは、レーベルはきちんと説明したつもりだったが、モリッシーは12人のファンの前でパフォーマンスするとは“聞いていなかった”とういうわけだ」

サイトによると、「セッションは録音され、ジョン・ピールではなくゼーン・ロウの番組で放送されることになった」という。ピールの番組では、モリッシーの曲は一つも流れないとダメ押しした。また、BBCは当選したファンには代わり何かを贈るはずだと伝えている。

Ananova.comによると、ジョン・ピールは、'80年代、スミスの曲を全国放送で初めてオンエアしたDJだという。

モリッシー、7年振りの新作『You Are The Quarry』は5月26日に日本で発売される。

Ako Suzuki, London
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