ピアニスト松居慶子が外務大臣表彰を受賞! メッセージ&全曲試聴あり

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ジャズピアニストとして、全米でも高い評価を受け、日米両国で活躍を続ける松居慶子が外務大臣表彰を受賞。これは日米交流150周年を記念して両国間の交流の増進に顕著な功績のあった個人・団体に贈られる賞で、6月8日(火)に外務省において、ジェイク・シマブクロ(ウクレレ・ミュージシャン)、村上 雅則(元米国大リーグ選手)、毛利 衛(日本科学未来館館長、 宇宙航空研究開発機構 宇宙飛行士)とともに授与式が行われた。

BARKSでもお馴染みの松居慶子は、ジャズピアニストとして'87年に米国デビュー。以後、年間60本の全米ツアーを毎年敢行し、'00年、'01年と「全米スムースジャズ賞最優秀女性アーティスト賞」を連続で受賞。アルバム『ディープ・ブルー』は、全米ビルボード誌コンテンポラリー・ジャズ・チャートで1位を獲得するなど、めざましい活動で注目を集めている。'02年には、日本政府閣僚、日米官僚や各界の代表者、およそ100名が集うという米国ブッシュ大統領の歓迎レセプションに、小泉総理大臣の推薦を受け参加し、日米の文化交流にも寄与している。

その松居慶子がベストアルバム『Summer Selection』を5月19日にリリース。'86年の『水滴』から'00年の『In A Mirror』までの7枚のアルバムから厳選し、ボサノバ&ラテンとチルアウトジャズのアレンジを施しピアノを再録したセルフカヴァー・アルバムだ。

「松居慶子(以下 松居):'02年にリリースしたベストアルバム『Spring Selection』は韓国でも発売になりました。韓国は叙情的な音楽が好まれ、ドラマなどでも使われました。ツアーにも行きたいんですけどね」

ということで、欧米以外にも彼女のピアノは広まっているようだ。このベストアルバムには新曲が1曲入っており、壮大な伴奏に澄み切ったピアノの音が響くスケールの大きな曲に仕上がっている。

「松居:これは書き下ろしの曲です。サマーにひっかけて“Uncharted Summer”というタイトルにしました。これでSpringとSummerは出たんですが、AutumnとWinterは来年と再来年かな(笑)」

5/22には東京芸術劇場大ホールにて<メトロポリタン・コンサート>と銘打ったコンサートも敢行し、いつもと違う荘厳な雰囲気を楽しめたようだ。

「松居:前半はソロピアノとカルテットを入れて、ちょっとクラシカルなカンジで特別なことをやってみました。すごくアコースティックな空間で、“スモークマシンは使えませんよ”っていう場所ですからね。レギュラーのコンサートとは違ってバンドメンバーも楽しめたようで。あと、パイプオルガンにも初めてチャレンジしたんです。言葉では言い表せない感動でした」

マイペースで世界各国でコンサートを行い、紡ぎ出すピアノの響きに磨きがかかっている松居慶子。もっと多くの人に彼女の音楽に接してほしい。音を楽しむことの面白さに気付くはずだから。

メッセージ映像はコチラ
https://www.barks.jp/watch/?id=1000000445

『Summer Selection』全曲試聴はコチラ
01.Rainy Season
02.Sail South
03.Three Silhouettes
04.Midnight Stone
05.From My Window
06.Moonlight Sailor
07.Souvenir
08.Garden
09.Secret Forest
10.Uncharted Summer (new song)
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