“超人”THE HIGH-LOWS、新宿ロフトでライヴ!

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ロックの日の6/9、THE HIGH-LOWSがライヴを行なった。場所はなんと新宿ロフト! たった550人のみチケットをゲットできたラッキーなファンの前で実施された。

この日は、THE HIGH-LOWSのシングル「荒野はるかに/ズートロ(69バージョン)」がリリース。独自の作品を専門的に扱うレーベル“HAPPYSONG RECORDS”からの第1弾で、このライヴは新たな所信表明、原点回帰かのような期待感が! 新宿ロフトの入っているビル前では「チケット売ってください」と紙を持って立っている人のほか、会場に入れずに残念がっているファンが数名いた。

そして、ギュウギュウ詰めの会場では「GO! ハイロウズ GO!」の掛け声ですでにただならぬ雰囲気。7時過ぎにメンバー登場すると「スーパーソニックジェットボーイ」からスタートした。甲本ヒロト(Vo)が「じゃ、新しい曲やろう」と「ズートロ」と続け、マーシーが歌う「64,928―キャサディ・キャサディ―」、ほかにも「荒野はるかに」「アネモネ男爵」など前半は新しい曲を多く演奏した。後半では「ワーッと騒いで帰ってくださいね」(ヒロト)と「罪と罰」「青春」と盛り上げると観客もダイヴで応戦! ヒロトは舌出しまくりでイッちゃった感じで煽る「相談天国」、「真夜中のレーザーガン」で締めくった。

約45分で終わってしまった本編。もちろんファンは黙っているはずもなく、アンコールの呼びかけ! それに応えて登場。ヒロトは「こっち(歌舞伎町)にロフトが移ってきてから、ハイロウズで演るのは初めて」とたどたどしくも温かく語ったあと、自らもギターを持ち「不死身のエレキマン」を…! そして「ミサイルマン」「ハスキー (欲望という名の戦車) 」を炸裂させた。

全部で1時間弱のライヴ……たった1時間だけれど、ヒロトの声はざらざらで熱いのに心温かくて、そしてマーシーのギターはヒロトの声同様に語っていた。そして、メンバー4人で作り上げるあらためて圧倒的なエネルギーの渦…! あのエネルギー生産&放出度は人間レベルじゃない!と思わせる“超人”ぶりに圧倒され、そして楽しませてくれたライヴだった。新しくレーベルを立ち上げた――それよりもなによりも、相変わらずのパワー全開ぶりを見せてくれた。

今後のTHE HIGH-LOWSだが、7/21には早くも次のシングル「砂鉄」リリースが決定している。詳細は、THE HIGH-LOWS“初”のオフィシャルホームページ(http://high-lows.net)にて。


<THE HIGH-LOWS 2004年6月9日@東京・新宿LOFT>
セットリスト
1. スーパーソニックジェットボーイ
2. ズートロ
3. ゴーン
4. ノロノロ
5. 64,928―キャサディ・キャサディ―
6. アネモネ男爵
7. 荒野はるかに
8. 罪と罰
9. 青春
10. 俺軍、暁の出撃
11. 相談天国
12. 真夜中レーザーガン

アンコール
13. 不死身のエレキマン
14. ミサイルマン
15. ハスキー(欲望という名の戦車)
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