ビクトリア・ベッカム、「デヴィッドにはうんざり」

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愛人騒動も何のその、幸せな夫婦像をアピールしているビクトリア/デヴィッド・ベッカム夫妻だが、カメラのいないところでは激しい夫婦喧嘩を繰り広げているらしい。『Sunday Mirror』紙によると、サッカー・トーナメント<Euro 2004>でポルトガル滞在中、ビクトリアが「何もかもうんざり」だと叫ぶ姿が目撃されているという。

デヴィッドはビクトリアが“キャプテンの妻”らしく振舞わないことに不満を持っているようだ。ビクトリアは当初、ポルトガルで他のサッカー選手の妻やガール・フレンド達と同じホテルに宿泊することを拒否、独自にプライベート・ヴィラを借りることを予定していた。しかし『Sunday Mirror』紙によると、デヴィッドはこの計画を聞いて激怒したという。カップルに近い筋はこう話している。「デヴィッドはビクトリアの計画を聞いてビックリした。彼は、“キャプテンの妻”はそれらしく振舞うよう、すなわち他の選手の妻たちと一緒に行動するよう主張したんだ」

さらに、イングランド・チームが敗退した夜のビクトリアの態度も問題だったようだ。この夜、選手達やその家族が暗い雰囲気で飲んでいるところ、ビクトリアだけはお構いなしに酒やお喋りに高じていたという。

このことが原因かわからないが、イングランド・チームの関係者は2人がホテルの廊下で言い争う姿を目撃している。同紙の記事によると、ビクトリアはデヴィッドに向かい、彼にもサッカーにもうんざりだと言い放ったという。「ビクトリアは、デヴィッドや彼の態度、サッカーや試合にもうんざりだって叫んでたよ」

カップルの友人は、デヴィッドの立場を思いやらないビクトリアの振る舞いは、まだ愛人騒動の傷が癒えていないからだと弁護している。「あのスキャンダルは、まだ2人の間に暗い影を落としている。ビクトリアは、デヴィッドの言葉を信じようとしているけど、深く傷ついたのは確かよ」

音楽キャリアを捨てて、夫に付いて行くと宣言したビクトリアだが、ケンカの際には「この先ずっとあなたの影に隠れて生きていくつもりはない」とも付け加えていたという。

Ako Suzuki, London
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