ニトロのSUIKEN、MACKA-CHIN、そしてシンガー、TinaのユニットMONTIEN

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MONTIENの曲は誰か一人が欠けても成立しないものばかり

ニトロ・マイクロフォン・アンダーグラウンド(以下、ニトロ)の活動でもおなじみのマッカチンスイケン
そして彼らとは昔から親交のあるシンガー、ティナが結成したユニット、
MONTIEN(モンティエン)がついに本格始動! 

7月7日に、6曲入りのミニ・アルバム『MONTIEN』をリリースした
彼らの脱線しまくりのインタビューをお届けっ!


最新ミニ・アルバム

『MONTIEN』

King Records
2004年7月7日発売
KICS-1091 \ 1,890(tax in)

1 虜ロール
2 マンマミーア!
3 レギャンビーチ
4 Mondoorah
5 sa-ba-daddy
6 TIENS


インタヴュー映像


ユニット名“MONTIEN”の本当の意味、PV撮影のことなど、Tinaが語ります!

<a href="/meta/wm/video/1000000778/56k.asx">Click Here to Play the Video</a>
――ベタな話ですが不思議な響きのユニット名“モンティエン”の由来は?

SUIKEN: もともとはタイ語なんだっけ?

Tina: タイのホテルで同じ名前のがあるんだよね。

SUIKEN: だってオレら、そこに泊まったんだもん。

MACKA-CHIN
: あらら、言っちゃった…(ニヤリ)。

――今作は、D.O.I.氏が半数を手掛けているのが意外でしたが、マッカチン自身も1曲プロデュースしてますね。

MACKA-CHIN: 「レギャンビーチ」は、8分のハウス・ミュージックを40秒で聴かせるってテーマなんだよね。気持ち良い展開とかはしないで、スパッと終わらせて。

――(…ホントか?)インタヴュー前に話してましたが、こういう音もやりつつ、最近のヒップホップ、カニエ・ウェストとかちゃんとチェックしてるってのがスゴイな~と。

SUIKEN: オレだって聴いてるよ!

Tina: 私も聴いてる~。

MACKA-CHIN: スイちゃんやティナの方が聴いてるイメージはあるからさ。

SUIKEN: 僕は最近フォークを聴いてますから。

――え? 例えば誰を?

SUIKEN: え~と、名前は覚えてないなぁ…。だって勝手にシャッフルされちゃうからさ。

MACKA-CHIN: i Tunesね。

SUIKEN: オレはカニエ・ウェストなんて、“カニエ”って読むの知らなかったもん。

MACKA-CHIN: オレと一緒だ(笑)。オレも何かの雑誌に“ケイン・ウエスト”って書いて送ったら、カニエって編集されてたからね。

SUIKEN: オレはフザけて“カニエ”って言ってるのかと思ってた。

――ではアルバムの話も少し。

MACKA-CHIN
: オレらは普通のラップに、フィーチャリング、歌モノってパターンじゃないんだよね。

Tina: うん、フィーチャリングって言うのだと歌が無くても成立したりするでしょ。でも、モンティエンの曲は誰か一人が欠けても成立しないものばかりなの。

――ちょっとリリックが分かりづらい部分もあったので、曲解説なんかもお願いできますか?

Tina: 「虜ロール」はそのまんま、虜にしちゃうぞってこと。「マンマミーア!」は“オー・マイ・ゴッド!”ってことだよね? 実話です、コレは。

SUIKEN: 業界の実話ね。

Tina: 「Mondoorah」は…癒し系かな。

MACKA-CHIN
: 「sa-ba-daddy」はティナの生の声しか使ってない曲。ベース・ラインからリズムやコーラスも。そういうのをティナがやってみたい、って言うから、やってみなさいって。別にオレはそんなエラくないんだけどさ(笑)。

――(笑)、「TIENS」はモンゴルっぽいですね。

MACKA-CHIN: でしょ、そうなんだよ~。

SUIKEN: だから「TINES」。まぁ「MONTIENS」でも良いんだけど。でも他のリリックが分かりづらいってことは病んでると思うよ。普通に聴いてくれると普通にオレは怒ってるんだな~、とか分かるじゃないっすか。深読みしすぎですよ、それは。

――スミマセン…。では個々の活動についても訊かせてください。ニトロのアルバムはどうなってるんですか?


MACKA-CHIN: え? 聴いてない? もっと宣伝して欲しいな~。

SUIKEN
: オレらは相当頑張って作品を作ってるわけですよ。それなりに情熱もあるわけだから、気合い入れて売って欲しいってのあるじゃん!

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その他にもマッカチンやスイケンによる「人と人間の違いについて」(TVの受け売り?)、ティナのモンゴルへの思いなどなど貴重な発言がタップリあったんだけど、掲載できないのが非常に残念。失礼ながら、個人的にはお遊び的な要素が強いのかと思っていたのだが、彼らの熱い思いは充分に感じ取れるインタヴューだった。

取材・文●Masso187um

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