ソウルフルでパワー溢れる歌唱が魅力の15歳、彩乃に迫る

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まだ15歳の少女“彩乃”。
卓越した歌唱力で、少女の思いを届けてくれる新世代の歌手が出現した。
'01年、TLCやモニカなどのプロデュースを手がける「SOULPOWER」による<ソウルパワー・ジャパン・オーディション>で、当時12歳でグランプリを獲得。幼少のころからゴスペルを学び、それを基礎として歌の表現力に磨きをかけ、作詞作曲までをもこなすというスーパーなティーンエイジ・シンガーソングライター“彩乃”。
最新シングル「知りつくしてほしい」では、ジャズフィーリング溢れるアップテンポなサウンドに乗せて、少女の内なる心の叫びを歌い上げる。レコーディングも一発録りでこなしてしまうという彼女が、どんな訓練で声を自己表現の手段にできたのか、また歌にかける意気込みや思いを訊いた。
彩乃
幼少のころから母親の影響で音楽に親しみ、その母親が教えているヴォーカル・スクールに通い、幼少より親しんだゴスペルを基礎にした歌唱力で、11歳から本格的に歌の練習をスタート。'00年、東京国際フォーラムで行われたゴスペルライヴで、ヴォーカルとピアノだけで歌い上げて会場の大絶賛を集めた。'01年に<ソウルパワー・ジャパン・オーディション>でグランプリ受賞。まだ15歳ながら、作詞作曲、歌唱ともに溢れる天性の才能が注目を集めている。
最新シングル
『知りつくしてほしい』
TFCC-89098
\1,050(tax in)
2004年 6月23日発売

[収録曲]
01. 知りつくしてほしい 
02. Sunny Day

デビュー・シングル
『コナユキ』
TFCC-89090
\1,260(tax in)
2004年 1月15日発売

[収録曲]
01. コナユキ
02. そんな優しさも今は…
03. AMAZING GRACE
04. コナユキ(Instrumenntal)
05. そんな優しさも今は…
    (Instrumental)

――小学五年生から歌のレッスンを始めたということですが、具体的にどのようなレッスンを受けていたのですか? それは楽しかった、それとも辛かった?

彩乃:発声など、歌を歌う上での基礎的なことを学びました。つらかったことと楽しかったことは半分ずつくらいでした。

――曲作りはどんな風にやっていますか。詩が先、それとも曲が先にできる?

彩乃:曲作りは、主に鼻歌などで自分でサビを作り、それにコードをつけて、その後にAメロ、Bメロを作っていくカンジです。曲を先に作ります。

――詩に込めるものは自分の正直な思い、それとも想像して?

彩乃:たまには、“みんなもこう思っているんじゃないかな”というような想像の場合もありますが、主な部分は自分の正直な思いです。

――「コナユキ」と「知りつくしてほしい」で変わったことは? または変えたことは?

彩乃:「コナユキ」と「知りつくしてほしい」は曲調がまったく違います。「コナユキ」よりも「知りつくしてほしい」の方が世界観が広がったように思います。

――曲を作る時はどんなことを心がけるようにしてる?

彩乃:詩を書くときに、嘘は書かないということを心がけています。

――歌がうまいと頻繁に言われると思いますが、そういわれるとどんな気持ち?

彩乃:歌がうまいと言われている人はたくさんいるので、歌がうまいと言われるのは実はあまりうれしくないです。それよりも“スゴイ”とか“詩がいい”“曲がいい”と言われるような人になりたいです。

――リスペクトする歌手は? その理由も教えて。

彩乃:作詞作曲も自分でこなし、弾き語りもできるキャロル・キングが大好きです。

――将来的にどんな歌を歌っていきたい? どんなアーティストになりたい?

彩乃:私の歌を聴いてくれた人に、少しでも私自身の思いが伝わるような歌を歌っていきたいです。そして歌詞で泣かせ、歌で感動してもらえるアーティストになるのが夢です。

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