平原綾香、本人出演のCMソングで、また新たな才能を発揮!

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平原綾香、本人出演のCMソングで、また新たな才能を発揮!

曲を発表するごとに新たな才能を発揮する、平原綾香
最新シングル「虹の予感」では、シングル初の作曲に挑戦!
夏らしい爽快感と開放感があふれ、
さらには彼女の前向きなキャラクターもうかがえるポップナンバーを描いている。
そんな曲の苦労話や9月に迫った初ライヴへの意気込みなども訊いてみた。

また新たな夢を求め続けていくことが大事

最新4thシングル
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「虹の予感」

2004年7月28日発売
MUCD-5059 \1,050(tax in)

1. 虹の予感
2. 私を呼んで
3. 虹の予感~Vocal-less Track~


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 「虹の予感」
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2004年7月27日までフル試聴
それ以降は、ダイジェスト版でお届け!

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――毎日暑い日が続きますが、平原さん、夏はお好きですか?

平原綾香(以下、平原):私、暑いの結構好きなんですよ。クーラーがきいた部屋から、外に出た瞬間とかが特に。あとこの時期はお祭りとかイベントごとがたくさんあって楽しいですしね。

――では、最新シングル「虹の予感」も、夏に対する平原さんのウキウキした気持ちがうかがえる曲に仕上がったのでは?と。

平原:そうですね。これを聴くと、みなさんも涼しい気持ちになれると思います。もともと「虹の予感」は、携帯電話のテレビCMのお話をいただいてから作ったんですけど、その携帯のテーマが“心地よさ”だったんですよ。だから、テーマにあわせて心地よくなる音作りをしましたね。でも心地よさをうまく伝える言葉が見つからなくて苦労しました。そんなとき、CMのスチール撮影で(山梨県の)西湖に行ったんです。湖を目の当たりにして、人間にとって最も心地よい存在って水かもしれないって思ったんですよ。そこから、歌詞が完成した感じですね。

――なるほど。確かにみずみずしくて、日本の蒸し暑さが吹き飛ぶサウンドです。

平原:ピアノに関してはリバーブ(残響効果)を多くしてもらって、澄みきった感じをだしてもらったりとか。また今回は、アイリッシュの雰囲気があると思うんですけど、これもずっと入れたかった要素のひとつ。アイリッシュの雰囲気を入れると、音にどこか優しい木の匂いがするんですよね。そういう要素もサウンドに心地よさを与えているのかな。

――また、これは平原さん初の自作曲ですね。

平原:歌詞に比べたら、苦労はありませんでした。曲は最初にサビの部分ができ上がって、他はどうしようかな?と考えているときに、アレンジャーの方がコード進行を先に考えてくれたんですよ。その上にメロディをつけたんです。だからか、曲の展開が面白い。メロディも今までとは違うものができて、すごく楽しめた作業でしたね。

――歌詞は、前作「君といる時間の中で」同様、ラヴソングのような気がするんですが?

平原:第一印象はラヴソングな感じですけど、実はそうでもないんですよ。まぁ一番伝えたいところはサビの部分なんですけど。前までは夢をかなえるまでの過程を歌詞にするのが多かったんです。でも今回はその夢がかなった後を表現してみました。ひとつの夢がかなってゴールじゃなくて、また新たな夢を求め続けていくことが大事、ということを伝えています。

――さて。さきほど少し触れていましたが、「虹の予感」が流れる携帯電話のテレビCM、平原さん自らも出演してますね。テレビCM初出演どうでした?

平原:途中で携帯電話をクルッと回ってキャッチする場面があるんですけど、あれは何度も撮り直しをしました。目が回って大変でしたよ(苦笑)。でも撮影自体はすごく楽しかったです。

――9月にはこちらも初体験。ライヴがありますね。

平原:そうなんですよ! これは携帯電話を購入した人が入場できるスペシャル・ライヴなんですけど、どういうステージにしようか考えているところです。1曲終わったら次、という感じではなく、最初から最後までひとつの流れ・ストーリーがあるものにしたいですね。あとライヴならではの音を伝えられたらと思います。


取材・文●松永尚久

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