クイーンのヒット・ミュージカルがベガスへ

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'02年からロンドンで上演され、ソールドアウトが続いているクイーンの曲をフューチャーしたミュージカル「ウィ・ウィル・ロック・ユー」が、今年9月からラスベガスで上演されることになったと、7/28(水)付けでロイター通信が伝えている。

クイーンのミュージカルが上演されることになったのは、パリス・ラスベガス・ホテル内にある劇場で、8/16からプレビューが始まり、本格上演は9/8(水)にスタートする。今回の公演は、俳優ロバート・デニーロや映画プロデューサーのジェーン・ローゼンタールが設立したトライベカ・シアトリカル・プロッドの協賛で実現したもので、10年の上演契約(成功すればさらに20年の契約オプション)という。

物語は、反逆者たちが「なにが本当のロックンロールか」を見極めようとしている未来社会が舞台で、クイーンのヒット曲「ボヘミアン・ラプソディ」や「ウィー・アー・ザ・チャンピオン」など20曲がフィーチャーされる。このショーのキャスト選びには、クイーンのギタリスト、ブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーが参加しているという。

ブライアン・メイは「音楽に妥協することなく、完璧さを保ちながらショーに必要なものすべてをラスベガスに移動させるのは、本当に大きなチャレンジだ。そのために僕らはずっと議論し続けてきたんだ」と話している。また彼は、このミュージカルが、バンドの中心だったボーカル、フレディ・マーキュリーがいない今('91年没)、クイーンの音楽が生き続ける良い方法だとも話している。

劇場にセットされているレーザーライトと6つのプラズマスクリーンも効果的に使うという、このショーのチケットは、80.5ドル(約8860円)、97ドル(約1万700円)、113.5ドル(約1万2500円)の3種類で現在発売中だ。

Aki Kayamoto, NY

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