<FRF'04>LOVE & PEACE! 自然の中で最高な歌を披露したベン・ハーパー

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昨年はWHITE STAGE、FIELD OF HEAVENでパフォーマンスを見せ、観客を沸かせたベン・ハーパー & ザ・イノセント・クリミナルズ。今年はメインのGREEN STAGEへと場所を移し、2日目の陽が落ちる前に登場。昨年よりもよりシブく(?)なった様子に見えたベン・ハーパー、そして相変わらず大きな体格のメンバーが目立つ(笑)、ザ・イノセント・クリミナルズのコンビネーション。

「Take My Hand」で幕を開け、一気にピースな雰囲気に包まれた会場。それこそ彼らが持つミラクルだ。渋くて、でも優しくて…魂が宿ったその歌声は、<フジロック>を代表する歌声になってしまった…と感じるのは私だけだろうか。そして、様々な場所でライヴを重ねてきた孤高のアーティスト、ベンとザ・イノセント・クリミナルズは、安定と迫力あるパフォーマンス。時折吹きつけた強い雨も何のその…。会場はその音楽に酔いしれていた。

中盤には昨年リリースされた『DIAMOMDS ON THE INSIDE』から「Diamonds On the Inside」が披露されると、大きな歓声が…。この曲をやって欲しい~と確かに思ってしまうくらいセンチメンタルな気分にさせられた。そしてギタリストとして注目の高いベンだが、今年も椅子に座り、お得意のスライド・ギターを披露。彼の手元とスライド・ギターのサウンドに虜になったファンも多いはず。さらに「今、レコーディングしてる曲」といって披露された新曲「Where Could I Go」、そして最後はレゲエをフィーチャーした曲「With My Own Two Hands」。この曲をみんなで合唱しつつ、まだまだプレイして欲しい…となんだか熱い想いがこみ上げてきて、ベンの熱唱とバンドの演奏に、両手を上げて大きなリスペクトを送り続け、幕は閉じた。

<セットリスト>
7/31@GREEN STAGE
1. Take My Hand
2. Steal My Kisses
3. Burn One Down
4. Diamonds On The Inside
5. Brown Eyed Blues
6. Excuse Me Mr.
7. Temporary Remedy
8. Where Could I Go
9. With My Own Two Hands? War

(i.tomo)
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