50セント、レディング観客のブーイングで途中退場

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先週末レディング/リーズ・フェスティヴァルに出演した50セントが、ロック・ファンの観客からブーイングを受け、パフォーマンスを25分で切り上げた。8月29日(日)、レディングのメイン・ステージに上がった50セントに、観客は立て続けにミネラル・ウォーターのペットボトルを投げつけ、中にはキャンプ用のイスを投げ込んだ者までいたと言われている。

NME.comによると、この夜、50セントは1時間のパフォーマンスを行なう予定だったという。しかし、そもそもメイン・ステージでプレイするというのが間違いだったようだ。同ステージに登場したアーティストは、彼とザ・ストリーツ以外、グリーン・デイ、ロストプロフェッツなどのロック・バンドばかり。観客もそれを目当てに集まっていた。

ちなみに、この日、ペットボトル攻撃にあったのは、50セントだけではない。これより早くメイン・ステージに上がったフィンランドのバンド、ザ・ラスマスも同じようなブーイングを受け、1曲パフォーマンスしただけで会場を後にした。

50セント関連ニュースとして、『The Sun』紙は、彼はフェスティヴァルに出演する条件として、30ページにも及ぶ膨大なリクエストを提出したと報道している。その中には、楽屋は12人が快適に過ごせる広さであること、清潔なトイレとシャワー、サウンド・システム、ソファ2つ、全身鏡を完備し、詰め合わせクッキー2ケース、ケンタッキー・フライド・チキン2バスケット、コーン6つ、ビール1ケース、牛乳8リットル、ジュース16リットル、パン2斤を用意することなどが要求されている。ついでながら、これらの食事は単なるスナック。それとは別に山盛りの朝食、昼食、夕食が必要だそうだ。

Ako Suzuki, London
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