<SUMMER SONIC 2004>ストレートなカッコよさで魅了したザ・ワイルドハーツ

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筆者的に今年の本命の一つだったザ・ダークネスの直前キャンセルは非常に残念だったが、その代わりに彼らと親交の深いワイルドハーツが代役として登場した(一昨年も誰かのキャンセルで出演したような気が……)。そんな経緯もあり、彼ら目当ての観客は正直少なかったのだが、そんな向かい風を全く感じさせない堂々としたステージング。長いドレッドを振り乱しヘヴィなギター・リフを奏でるヴォーカル、ジンジャーの圧倒的な存在感を武器に、ワイルドなサウンドを聴かせた。最初は一部のファンのみが盛り上がっていたが、ライヴが進むにつれ次々とほかの観客をも魅了。その風貌からは想像が付かぬ愛想のよさとストレートなカッコよさで、彼らのことをほとんど知らない観客(筆者も含め)にも十分に存在感をアピールし、大健闘のパフォーマンスだった。ナフリスペクト!

8/7@千葉マリンスタジアム
text/Hatch Azz
photo (C)SUMMER SONIC
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