<SUMMER SONIC 2004>短時間ながらも凝縮したステージで沸かせたビースティ・ボーイズ

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2日目のトリは新作リリース直後の、ご存知ビースティ・ボーイズ。まずはミックス・マスター・マイクがすさまじいターンテーブル・プレイを披露した後、意外にも「Jimmy James」でライヴはスタート!

しかし、エッ? 何だか声がよく聴こえない……。マイクの調子が悪いのか、それとも音が風に流されているせいか、音響のコンディションがよろしくない。しかし、さすがはベテラン、飄々としたステージングで「Sure Shot」や「Root Down」「Body Movin」といった馴染み深いヒット曲でスタジアムを沸かす。

懐かしい「Brass Monkey」などオールド・スクールな曲をプレイした後は、そう、新作から「Triple Trouble」。当然途中ではDJの超絶テクのターンテーブル・タイムもあったりと、短い時間ながらも凝縮した内容で、新作を待ちかねたファン、初めて彼らを知った若いファンも楽しませていた。

当然、“これが最後の曲”のMCに、スタジアムからは“エーーーッ?”の声。「Ch-Check It Out」でメンバーはいったん舞台袖に下がるが、当然それで納得するはずもなく、アンコールの大声援がスタジアム中に響く。そして再登場は「Intergalactic」! さらに「Three MC And 1 DJ」「So What'cha Want」と磐石なセットリストで、最後まで安定感のあるステージだった。MCのとき“リック・ジェイムスが……云々”という内容を言っていたのだが、よく聞き取れなかった。後日、彼の死を知りました……合掌。

8/8@千葉マリンスタジアム
<セットリスト>

JIMMY JAMES
RIGHT RIGHT NOW NOW
SURE SHOT
ROOT DOWN
THAT'S IT THAT'S ALL
ALRIGHT HEAR THIS
ALL LIFESTYLES
SUPER DISCO BREAKIN
WE GOT THE
NEW STYLE
BRASS MONKEY
TRIPLE TROUBLE
BODY MOVIN
CH-CHECK IT OUT
【Encore】
INTERGALACTIC
3 MC'S AND ONE DJ
SO WHAT'CHA WANT

text/Hatch Azz
photo (C)SUMMER SONIC
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