MOBOアワーズの放映に同性愛グループから抗議

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ブラック・アワーズの祭典、MOBO(Music Of Brack Origin)アワーズのノミネートを巡り、同性愛者の権利を主張する団体、Outrage!から抗議が上がっている。今年の同アワーズには、エレファント・マン、ヴィブズ・カーテルらの名前が上がっているが、彼らの曲に同性愛を嫌悪するリリックが含まれているからだという。

Outrage!は、同アワーズの授賞式を放映予定のBBCに放送を中止するよう抗議を申し出ている。BBCのスポークスマンは、放送は予定通り行なわれると声明を発表しているが、『The Observer』紙の世論調査によると、3分の2近くの読者がBBCは放映を中止すべきだと考えているという。

Outrage!のスポークスマンは、エレファント・マンとヴィブス・カーテルの2人は、ゲイやレズビアンへの攻撃を促すような曲をレコーディング、「これらを放送することでBBCの評判は地に落ちるだろう」と話している。BBCは、問題のリリックが含まれている箇所は放送しない予定というが、Outrage!は満足していない。

エレファント・マンとカーテルは、今年の最優秀レゲエ・シングルにノミネートされている。MOBOアワーズの授賞式は、9月30日に行なわれる。

Ako Suzuki, London
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