エレファントマン、MOBOのノミネート取り消し

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MOBO(Music Of Black Origin)アワーズの主催者が、エレファント・マンとヴィヴス・カーテルのノミネートを取り消した。両アーティストのノミネートを巡り、同性愛者の権利を主張するグループOutRage!から抗議が上がっていた。同アワーズの主催者は2人に不適切な歌詞に対する謝罪を求めていたが、何も返答が得られなかったという。

アワーズの主催者は、以下のような声明を発表している。「MOBOアワーズの立場は最初から明確です。同性愛者に対して暴力を誘発するような音楽を容認するわけにはいきません。少数派の人々に対する差別を助長することだけはしたくないのです」「我々は、両アーティストから何ら弁明の手紙を受け取ることができませんでした。よって、エレファント・マンとヴィヴス・カーテルのノミネートを取り消すことに決定しました」

OutRage!は、MOBOの決断に満足したようだ。スポークスマンは「謝罪を断ったということは、“暴力的なホモ嫌い”だと認めたようなものだ。そういうアーティストを却下したMOBOの決定に拍手を送りたい」と話している。

OutRage!によると、カーテルの「Bedroom Slaughteration」、エレファントマンの「We Nuh Gay」と「A Nuh Fi Wi Fault」は同性愛者殺害を推奨しているという。

同じく同性愛を批判する曲を書いたレゲエ・アーティスト、ビーニー・マンは、同アワーズの主催者の反対に遭いノミネートに上がらなかった。ビーニー・マンはその後、同性愛を嫌悪する言葉を使用したことを謝罪している。

MOBOアワーズの授賞式は9月30日。10月6日にBBC1でハイライト・シーンが放映される。OutRage!は、アワーズの主催者が2人のノミネーションを取り消さない限り、授賞式のテレビ放映を中止するようBBCに訴えていた。

Ako Suzuki, London
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