リチャード・マークス、7年ぶりの来日ライヴは100倍の競争率

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7年ぶりとなるアルバム『マイ・オウン・ベスト・エネミー』を8月4日にリリースしたリチャード・マークスが、そのプロモーションのために7年ぶりの来日を果たし、9月16日に都内でアコースティック・ライヴを行なった。このライヴには、東芝EMIのオフィシャル・サイトでの応募から100倍の倍率で当選した80人のファンが招待され、久しぶりのリチャードの生の歌声と彼の珠玉のメロディに酔いしれた。

「作曲やプロデュースの分野も楽しく仕事ができていたし、自分がツアーに出なくていいぶん家族と過ごせる時間があって良かったんだ。自分でプレイしなくなってから7年も経っていたことを忘れるくらいで。でも気が付いたら、やっぱり自分で歌いたいたいと思うようになったんだ」
と、7年ぶりに自身でプレイしようと決意した動機を語ったリチャード。近年ではイン・シンクやジョシュ・グローヴァン等への楽曲提供など、ソングライター/プロデューサーとして活躍しており、今年2月にはルーサー・ヴァンドロスとの共作「ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー」でグラミー賞「ソング・オブ・ジ・イヤー」を受賞している。そのことについて訊かれると
「グラミーを受賞したことで何かが変わったということはない。ただ、パートナーなのに、ルーサー・ヴァンドロスとパーティーの席に一緒にいられなかったことはとても残念だ」
と答え、脳卒中で倒れたルーサーへの気遣いを見せた。

9月16日はリチャードの41回目の誕生日でもあったため、会場に集まったファンが「ハッピー・バースデー」を歌いクラッカーを鳴らして祝福すると、「驚いたよ。日本のファンはいつもあたたかいね」と笑顔を見せていた。そしてこのスペシャルな夜の最後は、大ヒット・ナンバー「ナウ・アンド・フォーエヴァー」のしっとりとした演奏で幕を閉じた。

なお、ほぼ2日間眠らないまま16日の朝に来日したリチャードが、成田に到着して最初に言った言葉は「スターバックスはどこ?」だったとか。そして「今度はバンドで、はやく戻ってきたい」と再来日を約束し、18日には次国・タイへ向けて旅立った。ちなみに、スタバのお気に入りメニューはアイスモカとのこと。

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