2ndシングル「happiness!!!」リリース【interview編】

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テクニックを身に付けるのは大変だろうけど、
それができたらすごくいいものになるんじゃないかって見えてきたから。


デビュー・シングル「Level 42」がいきなりのスマッシュ・ヒットとなり、
シンガーとしての存在感をバッチリとアピールした木村カエラ。
念願の歌手デビューを果たし好評価を受けたことで、
さらにステップ・アップしていくために必要なものにも気が付いたのだそう。
10月27日にリリースされる2ndシングル「happiness!!!」のレコーディングを通し、
歌うことへの心持ちも変化してきたという彼女に、
現在の心境を訊いた。

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――「Level 42」がヒットして、周囲の反応はいかがでした?

カエラ
友達は「いいね!」って言ってくれたり、「買う買う!」とか「買ったよ」とかメールしてきてくれたりしましたね。あとは街を歩いてると、今までは『Seventeen』を見てくれてる女の子たちから「カエラちゃんですか?」とかいうことはよくあったんですけど、男の子までが声をかけてきてくれるようになりました。

――音楽を通してカエラちゃんのことを知った人たちもいるでしょうね。

カエラ
まだ知らない人も、たくさんいると思うんですけどね。でもライヴをやると、音楽が好きとか、好きな音楽のジャンルが一緒でっていう方も観に来てくれたりするので、“これは音楽として認めてくれてるんだな”っていうのを感じるというか、有難いなって思いますね。

――そういう手応えは、これから新しいものを作っていく上でも大切ですね。

カエラ「Level 42」を歌って、いろんな人が聴いてくれて、聴かせて、ライヴをして、“これはもう、自分が好きで歌ってるだけじゃない。人に聴かせる音楽っていうものをちゃんと意識しなきゃいけないんだ”っていう想いが出てきました。人が感動したり、心地いいと思う声で歌ったり、そういうものを身につけなかったら、歌手とはいえないんだなって。そういうことにも気付かされましたね。

――ヴォイス・トレーニングを始めたのも、そういうことの現われですか?

NEW SINGLE


happiness!!!


2004年10月27日発売
COCA-15701 \1,050(tax in)

1. happiness!!!
2. untie
3. happiness!!!(Instrumental)
4. untie(Instrumental)




カエラそうですね。「Level 42」は初めて出す高さの音だったんですけど、すごいテンポが良かったから高音でもそれほど辛くなかったんですよ。でも「happiness!!!」は同じ高さだけど、ミドル・テンポだから音をキープするのがすごく難しくて。なので、そこらへんで“もっと巧くなんなきゃだめだ”って思って。やっぱり高い音を出すときに、喉を閉めて歌ったら、うるさいネコが鳴いてるような、イーッていう、あんまり人にとって心地よくない音なんですよね。でも、喉を開いてちゃんと出せてる高い音って、耳をまわるような音がするっていうのに気付いて。そういう部分もちゃんと身に付けなきゃ、歌ったときに感動っていうものが一切生まれないし。

――ヴォイトレは楽しい?

カエラ
楽しいですね。もう1回2回行っただけで、ぜんぜん声の出方が違うし、悩んでたことが解決する。レコーディングとかしてても、いろんな表情の声が出るので、歌っててすごい気持ち良いし。いろんな表現ができるようになるだろうなっていうのが見えてきて、すごい嬉しいですね。

――シンガーとしての心構えも変わりました?


♪「happiness!!!」PVを見る



カエラ
そうですね。やっぱり、本当に、歌ですよね。歌と、声と、動き。観る側として考えたときに、今までは、人の前に立つとちょっと緊張じゃないけど、やっぱり初対面の人だったりするので、すべての自分を見せるわけじゃないんですよね。でも、「happiness!!!」のPVを撮るときに、私の友達を呼んで撮ったら、あまりにも自然な顔をしていたんですね。で、すっごい嬉しそうに歌ってて、すごい幸せそうに歌ってて、すごい変な動きとかもしてて、すごいはしゃいでて。“あ、この歌はほんとはこうやって歌わなきゃいけないんだ”って感じて。“自分を見せなきゃ”っていう意識も増えましたね、今回。テクニックを身に付けるのは大変だろうけど、シンガーとしての意識的なものがすごい変わった分、それができたらすごくいいものになるんじゃないかなっていうのが見えてきたから、すごい楽しみですね、今。

――“自分を見せる”っていうことで言うと、カエラちゃんの詞はすごくカエラちゃんの個人的なところから発生してるんだけど、それを飾り立てないで表現していることで、たくさんの人が素直に共感できたり元気づけられたりしていると思うんですね。だからこれから、ステージでもカエラちゃんの人となりが見えてくると、もっと歌を身近に感じられるようになるんだろうなと。

カエラ
そうですね。詞を書くにしても、かっこいい言葉や難しい言葉を使っても私らしくないんですよね。伝えたいって思ったら素直な言葉しか出て来ない。すごい恥ずかしいけど、でも、じゃなきゃ私じゃない。詞を見て私だなって分かるような詞っていうのが大切かなって思っていて。ほんとに、みんなが体験したことあるようなことを、私らしく書ければいいかなと思ってます。だから身近に感じてもらえたら、それはすごく嬉しいなって思いますね。

――ものを見る目線がね、上とか斜めからじゃなくて、二十歳の健康な女の子らしい目線でちゃんと世の中のことを見て、感じて生きてるんだなっていう感じがして、すごくいいと思いますよ。

カエラ
あははは(笑)。ありがとうございます。

取材・文●望木綾子


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