ピート・ドハーティ、高級クラブで大暴れ

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ピート・ドハーティが、ロンドンのメンバー制クラブで大暴れ、10万ポンド(約2000万円)する彫刻を破壊した。

ドハーティ率いるベイビーシャンブルズは10月23日(土)、セレブが集まることで有名なメンバー・クラブGrouchoで開かれたチャリティ・コンサートに出演した。Grouchoは、デミアン・ハーストやギャヴィン・タークなどのアート作品が飾られているトレンディ・クラブ。その一角でショウを始めたドハーティは、3曲をパフォーマンスしたところで、天井から下がっていた彫刻を引きずり下ろし粉々にしたという。

クラブのオーナーはこのアート作品を6万ポンド(約1,200万円)で購入したが、その現在の価値は10万ポンドまで上がっていたと言われている。観客の1人は『The Sun』紙にこう話している。「大きな場所じゃないのに、バンドは荒々しいパフォーマンスを展開したんだ。ピートは動きっぱなし。そして客席にジャンプして彫刻を引きずり下ろしたんだよ」

当然のことながらクラブのオーナーは、この出来事に怒り爆発。ドハーティはパフォーマンス終了後、直ちに追い出されたという。彼がこの先、同クラブに出入り禁止なのは間違いない。『The Sun』紙によると、ドハーティの関係者は事実を認めたものの、賠償金等の問題についてまだクラブと連絡を取っていないという。

ベイビーシャンブルズは11月8日に、ニュー・シングル「Killamangiro」をリリースする予定。ちなみにXFMオンラインの計算によると、彫刻の賠償金を払うには18万1,000枚のシングルを売らなくてはならないという。

Ako Suzuki, London
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