ウータンのオール・ダーティ・バスタードが急死

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ウータン・クランのメンバー、オール・ダーティ・バスタードが11月13日にマンハッタンのスタジオ内で急死したと、AP通信などが報じている。
オール・ダーティ・バスタード、本名ラッセル・ジョーンズはレコーディングを行なっていたスタジオ内で死亡し、現在検死結果待ちの状態であるが、亡くなる前に本人が胸部の痛みを訴えていたという。享年35歳であるが、亡くなった2日後の11月15日は彼の36歳の誕生日であった。

オール・ダーティ・バスタードはニューヨーク、スタッテン島を拠点とするグループ、ウータン・クランの一員としてデビューし、'95年にはアルバム『Return To The 36 Chambers』でソロ・デビュー。'99年にはセカンド・アルバム『Nigga Please』をリリースし、シングル「Got Your Money」をヒットさせたが、麻薬所持容疑などで懲役刑を受け、刑務所に入る。'03年に釈放された後に、ロッカフェラと契約を結び、復帰作となるニュー・アルバムのレコーディング中に帰らぬ人となった。

K.Omae, LA
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