大塚 愛、新作『LOVE JAM』インタヴュー & 2004年を振り返る10の質問!

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──大塚さん自身は自分の意志でちゃちゃっと動くタイプ?……っぽいですよね(笑)。

大塚:はい(笑)。もちろん人に意見を求めたりはしますけど、最終的に決めるのは自分だし。

──「扇子」~「妄想チョップ」の流れは、今回のアルバムの中でも“魚”(前述の“楽曲の深い部分”)がかなり見えてくる部分で。これまで大塚さんが描いてきたかわいい女の子にはない、女性ならではのコワい妄想シーンも「妄想チョップ」では見せていますよね。

大塚:ふふっ、そうですね。女はコワいですからね(笑)。男性側からしたら多分「甘えんぼ」みたいな“健気だな~”っていうのとは違うところで“女はコワいのよ~”っていうのを見せてみました。これも事実なので。

──たしかに(笑)。女の子なら誰もが持ってる部分。そこを大塚さんの場合「甘えんぼ」しかり、アルバムの3曲目の「Strawberry Jam」、この「妄想チョップ」と、ある部分を強調して描くのが得意ですよね。しかもその作業をクールにやってるというか。

大塚:ふふふふっ、そうですね(笑)。

──「Strawberry Jam」の詞はどんなイメージで書いていったんですか?

大塚:曲自体は昔書いたもので、今回それを新しく組み直して、詞も変えたんです。これは私の見るバカップルというか(笑)。シーンとして見ると10分ぐらいの話で。結局、朝起きるのか、起きないのかっていう。どうでもいいことなんですよ。そんなの叩き起こしゃあいいんだから(一同笑)。でもそうじゃなくて、その10分をどうコミカルに、ラブラブに描くかっていうのが面白いかな、かわいいかなと思って。

──「ふたつ星記念日」からは最後までバラード連チャンでエンディングを迎える訳ですが。このバラード群の前にある「ポンポン」というのが、これまためっちゃ振り切った楽曲で。

大塚:ハードアップにね(笑)。「ポンポン」は聴いてる以上に歌うと速いですから(笑)。最後の方とか口がまわらないぐらい速いんです。

──かたや「ポンポン」があり、その一方に「フレンズ」があり。その奥行きとして今回は「扇子」「妄想チョップ」が立体的に機能していて。大塚さんの場合、さっきもおっしゃってましたが、これらの幅広い楽曲を通して自分を分かって欲しいという気持ちは……。

大塚:とくにないです。


──この曲いいでしょ、そこを届けたいだけ?

大塚:そうです。だから私のことなんて知らなくて全然いいんです。絶対いいからここ見て下さいって思う部分とか、わたしにはないですし。フツーの人なんで(笑)。“ここが人よりすごいんです”っていうところなんて、なにも持ってないし。


アルバム・メッセージ&『LOVE JAM』TV SPOT映像はPart.1へ、2004年を振り返る10の質問はPart.3へどうぞ!!



『LOVE JAM』
avex trax
AVCD-17538 \3,059(tax in)

1 スーパーマン
2 Happy Days
3 Strawberry Jam
4 大好きだよ。
5 扇子
6 妄想チョップ
7 ポンポン
8 ふたつ星記念日
9 金魚花火
10 黒毛和牛上塩タン焼735円
11 フレンズ

DVD付き:AVCD-17537/B \3,800(tax in)
CDのみ盤は初回限定で絵本付き




大塚 愛ちゃんからのX'masメッセージとクリスマスプレゼントはこちら!




「大好きだよ。」オリジナル・カメラ応募締め切り:2004年12月25日

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