エルヴィス・プレスリーの遺産85%が売却

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故エルヴィス・プレスリーの遺産がビジネスマンでロングアイランド大学大学長のロバート・シラーマンの手に渡った。AP通信などによれば、エルヴィスの資産は彼の死後、娘のリサ・マリー・プレスリーに受け継がれ、エルヴィス・プレスリー・エンタープライズが管理・運営していたが、同社は今回、その85%を約1億ドル(約103億円)でシラーマンに売却したと12月16日(木)に発表した。シラーマンは米プロモーション会社最大手のSFXエンターテイメント(現在はクリア・チャンネル・コミュニケーションズ)を創設したことで有名。彼は遺産の運営にあたって新会社を設立するという。

合意の内容では、エルヴィスの自宅である「グレースランド」の権利と個人的な所有物はリサ・マリーが保有することになっている。グレースランドは毎年65万人以上が訪れる名所。観光ビジネスについてはシラーマンの会社が業務を行なう予定だ。

彼女は声明の中で「父の遺産を保存し、保護することがわたしの責任」とし、シラーマンが「適任」と判断したと語った。

T.Kimura
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