タタ・ヤン、満員のライヴハウスで熱唱。「今度は東京ドームでね!」

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12/15、渋谷のライヴハウスduo MUSIC EXCHANGEにてタタ・ヤンのショウケース・ライヴが行なわれた。タタ・ヤンは“タイのブリトニー”と言われ、アジア各国でアルバム『I BELIEVE』をリリース。日本でも10万枚近くをセールスし、今大注目のシンガーだ。

この日のライヴに招待されたラッキーな人達は900人、会場は当然満員だ。そんななか、タタ・ヤンはゴールドと黄色のキラキラなミニの衣装で登場。1曲目には「Sexy, Naughty, Bitchy」を熱唱。バックには4人の男性ダンサーを従え、タタ自身も小気味よくダンス。ステージ上を左へゆけば左側の観客がキャー!と叫び、右へ移動すれば右側の観客からワー!と歓声。日本での彼女の人気の高さと定着を感じさせた。

続いて「Cinderella」を披露した後、日本語で「アリガトウゴザイマス。コンバンハ。タタ・ヤン、デス」と挨拶。そして「アルバムのなかでとても好きな曲」と言って「Call Hime Mine」、「I Think Of You」とスローバラードを2曲続けた。CMやプロモーションビデオでは「Sexy, Naughty, Bitchy」がガンガン流れていたが、彼女の魅力はスローナンバーも丁寧にきっちりと歌えるところ。むしろアップテンポなナンバーよりも彼女自身、好きなんじゃないかと思われるほどの笑顔とリラックスさを感じさせた。

ラストには「東京ドームでライヴをするために戻ってくるわ! そのときはみんな来てね! すごくいいオーディエンスだから」と「I Believe」を熱唱。アンコールでは再び「Sexy, Naughty, Bitchy」で幕を閉じた。

異国の地のライヴでもけして臆することなく、まっすぐ前を見て歌い、踊り、やりたいことをオーディエンスの前で宣言するタタ・ヤン。その目は鋭いだけでなく、微笑みを絶やさない前向きな視線だ。とにかく根性が座っている――そう感じさせるプロシンガーであり、アジアだけでなく世界に飛び立つだろうと予感させる素質をもったアーティストだった。
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