DEATH FROM ABOVE1979、狂気のドラム&ベース・デュオ堂々のデビュー Part.1

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どんなジャンルにも分類されないロックがこんなところにあった。
カナダ・トロントから、想像を絶する音を引っさげたロック・デュオが登場。
ギターレスのデュオといっても、キーボードが主役を務めているわけじゃない。
ドラム兼ヴォーカルとベース、これだけ!

この少ない楽器と生声で、果てしなくノイジーな
ハードコアサウンドを出す2人組がDEATH FROM ABOVE 1979だ。

このインパクトは、他に比べるバンドが見当たらない。
その衝撃的な2人のインタヴューを!

デビュー・アルバム


『YOU'RE A WOMAN, I'M A MACHINE』
2004年12月16日発売
VICP-62935 \2,200(tax in)

01.TURN IT OUT
02.ROMANTIC RIGHTS
03.GOING STEADY
04.GO HOME, GET DOWN
05.BLOOD ON OUR HANDS
06.BLACK HISTORY MONTH
07.LITTLE GIRL
08.COLD WAR
09.YOU'RE A WOMAN, I'M A MACHINE
10.PULL OUT
11.SEXY RESULTS
12.ROMANTIC RIGHTS (THE PHONES LOVERS REMIX)*


プロモーション・ビデオ

「soul music」ビデオへ ROMANTIC RIGHTS
▲上記画像を

ライヴ・スケジュール

2005年
2/15(tue) 東京・渋谷CLUB QUATTRO
[問]キョードー東京 03-3498-9999

2/18(fri) 大阪・心斎橋CLUB QUATTRO
[問]キョードー大阪 06-6233-8888

●オフィシャルサイト
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A019355/-.html



――まずは2人のこれまでを教えてもらえるかな。

ジェシー:16歳からバンド活動を続けている。パンク・ロック・サークルの中ではそれなりに成功していたバンドにも在籍してたし、ヨーロッパやアメリカ中を何度もツアーしたりもしていたよ。でもパンク・ロックには飽きちゃってさ。これ以上もう成長しないだろうと思ったんだ。それで、当時のバンドを辞めて、自分だけで曲作りをするようになり、それをプレイしたくなってバンドを作ることにしたんだ。そのうちにセバスチャンと知り合ったのさ。


――ギターや専任のヴォーカリストを入れずに2人だけでバンドをやっていこうという方向性は、どのようにして決まっていった?

ジェシー:ギターやシンガーなんかも入れようとは思っていたんだけど、俺がベースとドラムだけで曲作りをして録音していたんだ。それを聴いていたら、セバスチャンがこれでバンドをやるべきだと提案してきて。真剣にバンドでやることも考えたんだが、セバスチャンが「俺、ドラムを叩きながら歌えると思う。地下室に行って試してみようぜ」と言ってきてね。さっそく地下室の練習室に行って試してみて、お互いに顔を見合わせて「これだ、上手くいく」と感じたのさ。それ以降、プレスで取り上げられたり、ツアーしたり、失敗したり、成功したりといった毎日さ(笑)。

これが俺達だぜ!

コメント映像へ

セバスチャン(左)、ジェシー(右)
――ベースの音にも特徴があるけど、シンセサイザを通して変調しているの?

セバスチャン:いや、ベースの音がデカイってだけさ。パワフルなライヴ・サウンドになってるだけなんだよ。

――なるほど。それとドラムの組み合わせだけで楽曲を成立させてしまう特異な手法は、どのようにして確立されてきたの?

ジェシー:ベースのサウンドに関しては、地下室にあるものを何でも利用して色々と試してみた。ベースの弾き方やセットアップに関しては、何も特別なことはなくて、俺達のベースとドラムの作り出すパワーがこのバンドの音を形作っていったんだ。初めは自分達にあるものを使ってやっていて、それが自然とこのバンドのサウンドになっていったんだよ。おかしな話だけどな。

――ライヴでは、どうやってアルバムの音を再現しているの?

セバスチャン:それは曲によるな。ライヴはアルバムとは違ったアプローチでやっている。レコーディングではもっと実験的にやっていて、自分達のアイディアを完璧に表現しようとしているんだ。ライヴでは曲を演奏するだけで、特にアルバムそのままを再現しようとしているわけじゃない。ライヴという状況に合わせて演奏しているだけなんだ。


――DEATH FROM ABOVE 1979では、作曲はどのようにして行なわれるの? 創作プロセスについて教えて。

セバスチャン:基本的にはジェシーがベース・ラインと曲全体のアイディアを作って、それを一緒にプレイしてみるところから始まる。アレンジは大体いつもすんなりとでき上がるね。その時にヴォーカル・パートができる時もあれば、後から付けられる時もある。このアルバムに関しては、レコーディングがほぼ終わった後にヴォーカルが付けられた曲がほとんどだね。ジェシーがリフを思い付いて、それに合わせて自分達のアイディアを話し合いながら練習して、ヴォーカルの基本的なメロディやリズムを作って、その後、曲を完成させるという感じだよ。


――セバスチャンは「自分達はANTHRAXともYEAH YEAH YEAHSとも対バンできて、どちらの客にも受け入れてもらうことができる」と言っているけど、自分達の音楽が持つノンジャンルな特質が、逆に多くの人にアピールできる武器になると感じたのはいつ頃から?

セバスチャン:初めから広いオーディエンスにウケると分かってたよ。俺達2人でやってみて何の問題もなく上手くいったし、俺がヴォーカルを取っている2ピース・バンドとして、大勢の人に気に入ってもらえるって、すぐにそう思えたんだよ。だから、初めはパンクロックやハードコア・バンドと一緒にライヴをやっていたけど、もっと違ったタイプのバンドともやってみたいって常に感じていた。現実に、同じ週にYEAH YEAH YEAHSとANTHRAXの前座をやったこともあるし、それ以来、いろんなバンドのファンの前で演奏してきた。それが俺達の戦術だったんだ。真剣にこのバンドをやり始めてからは、できるだけ多くのバンドをサポートしたり、できるだけ多くのバンドと一緒にライヴをやるようにしてきたよ。

ジェシー:よく「君達のやっていることは凄く他とは違うよね。新しいことやっているよね」って言われるけど、常にそうでなきゃいけないと思ってる。ライヴで「それ、前にも見たことあるぜ!」なんて言われてちゃダメなんだよ。バンドがつまらないアルバムを作ってるせいで、みんながアルバムを買わずにダウンロードしているんだよ。俺達はそういう傾向に対して変化をもたらそうとしているんだ。俺達はそういう退屈なバンドになる気はない。もしそんなことになってしまったら自分が満足できないし、このバンドは失敗したということになるわけだからね。


――アルバムのジャケットにもなった、あなた方2人の顔に象の鼻がついたバンドのイラストについて。ジェシーによれば「リヴィングにいる象みたいな存在になりたい」ということで、このイメージが出てきたっていうけど?

ジェシー:この部屋に象がいると想像してみてくれ。俺達がここで君がそこにいて、俺はビールを飲んでいる。ロビーでは何か別のことをしている人達がいる。そこに突然象が現れたら、そこで起こっている全てがストップするだろ。インタビューなんてしてる場合じゃなくなって、象の行動に注目することになる。その存在に対応しなければならない。象を部屋から追い出すことは無理だからね。俺達がライヴしている時はそれが君達の選択肢となるんだ(笑)。つまり、それに対応するか、自分が出て行くしかないんだ。俺達はそういった存在だ、ということなのさ。今までもそうだった。


>>>Part2へ続く
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