英チャート、バンド・エイドが４週連続でトップに

今週の英シングル・チャートは、４週連続でバンド・エイド20の「Do They Know It's Christmas?」がトップをキープした。バンド・エイドの発案者、ボブ・ゲルドフは、同シングルが「今年のクリスマス、誰か他の人のことを考えるいいきっかけになっただろう」と話している。

２位には、オーディション番組『X Factor』の優勝者、スティーヴ・ブルックステインのデビュー・シングル「Against All Odds」が初登場した。同曲は、フィル・コリンズのヒット曲をカヴァーしたもの。英国では相変わらずオーディション番組が人気で、優勝者のデビュー・シングルは必ずといっていいほどチャートの上位に入る。

ブルックステインの登場により、先週２位だったユースフ・イスラム（元キャット・スティーヴンス）をフィーチャーしたローナン・キーティングの「Father And Son」は３位に後退した。

アルバム・チャートのトップも先週と変わらず、ロビー・ウィリアムスの『Greatest Hits」だった。２位も同じくイル・ディーヴォのデビュー・アルバム『Il Divo』がキープ。３位にはシザー・シスターズのセルフ・タイトル・デビュー・アルバムが、先週の７位から浮上している。

Ako Suzuki, London