音楽ジャンルを超越した70分超の大作アルバムをリリース

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Diggy-MO'の高速弾丸ラップはナタ、
Bro.Hiのヒューマン・ビートボックスはナイフ、
そして、Shinnosukeのトラックはカミソリの切れ味。

Hip HopやR&Bなんていうカテゴライズは無意味なほど先鋭的なサウンドを繰り出す
SOUL'd OUTのニューアルバム『To All Tha Dreamers』が遂に登場した。
タイトル・チューンの「To All Tha Dreamers」は、
これまでの彼らが培ってきた全てが結実した“強力な一曲”。

彼ら3人の音楽の秘密に迫る強力なインタヴューをどうぞ!

メッセージ映像


ニュー・アルバム


『To All Tha Dreamers』

SECL-142 \3,059(tax in)
2005年2月2日発売

01.Introduction : Message from...
02.Stardust
03.1,000,000 Monsters Attack
04.ルル・ベル
05.Interlude : Like the bird, Like the clouds
06.To All Tha Dreamers
07.Diggy Diggy Diggy Pt.Ⅲ feat.DJ Mass
08.Interlude:エイジャ
09.Magenta Magenta
10.Interlude:Planet Earth, Your Network
11.ニタニタTHERAPY
12.Parasite Paradise Lonesome feat.HAMMER
13.Interlude:Tribal Program
14.CLONE AS A FUNNY CREATURE PREACHER
15.The Show
16.EDGE
17.告白 feat.TSUYOSHI
18.W.W.W
19.Interlude:I met you
20.BLUES
21.Love, Peace & Soul
22.Love, Peace & Dream

▼このCDを購入するには
オフィシャル・サイト

http://www.souldoutweb.com/
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左から、Bro.Hi(Human Beat Box/MC)、Diggy-MO'(Main MC)、Shinnosuke(Trackmaster)

――ヒップホップという音楽の可能性を高い精度で表現することに成功したアルバムだと思いました。

Diggy-MO':ありがとうございます。1曲1曲にテーマがあって、それを積み重ねた結果、こういうアルバムになったって感じですね。

Bro.Hi:普段もよく聴いてますよ、車の中とかで。(SOUL'd OUTの曲は)自分にとってもキラー・チューンなので(笑)。

Shinnosuke:僕も個人的に、このアルバムはヒップホップだと思ってるので、そんな風に捉えてもらえるのはうれしいですね。

――70分以上の大作ですが、アルバム全体をコントロールするのは大変じゃなかった?

Shinnosuke:そうでもないですよ。ポイントになる曲がいくつかあるので、あとはインタールードを含め、微調整しただけだから。

――中心になるのは、タイトル・チューンの「To All Tha Dreamers」ですか?

Shinnosuke:そうですね。アルバムのために作った曲ではないんですけど、楽曲の制作に入る前から“これは強力な1曲になるだろう”っていう手応えはあったので、自然とアルバムの中心になっていったというか。

――“強力な1曲”というのは?

Shinnosuke:この曲に関しては、3人が持ってるいろんな音楽性、これまでSOUL'd OUTが培ってきたものを含め、自分達の代表的な曲にしようという気持ちがあったんです。夢のある音楽をやっていきたい、っていうのは昔から言ってきたことでもあるし。

――「このあたりで代表曲が必要だ」という気持ちがあった?

Shinnosuke:いま作らなくちゃいけない、みたいな危機感があったわけではないですけど…。

Bro.Hi:自然にそういうモードになったんですよね。やりたいことのひとつだったし。

――なるほど。今回のアルバムは、メンバー3人の個性が強調された作品でもありますよね。たとえばDiggy-MO'さんのラップにしても、ファーストに比べて、かなり生々しいテイストになってて。

Diggy-MO':うれしいですね。ラップの表現力ってことで言えば、例えばいまファーストを聴き返してみると、かなり変わってきていると感じる。もちろん軸になってる部分は変わってないんだけど、細かいところの表現力は上がってると思う。それが(アルバムにも)出てるんだと思います。

――Bro.Hiさんのソロ曲「EDGE」も収録されてますね。ヒューマン・ビート・ボックスとDJのコラボレーションというスタイルが新鮮でした。

Bro.Hi:その手法はライヴでは普通なんだけど、楽曲としてはあまりなかったから、いつかやってみたいと思ってて。レコーディングはセッションというより、ビートを構築していくイメージ。いいものができたと思います。

――「EDGE」に限らず、さまざまな音楽的手法が駆使されていて。ホントに幅が広いですよね。

Shinnosuke:でも、すべて自分達のなかにあるものですからね。もちろん、デビューしてからの成長もあると思いますけど。

Diggy-MO':1曲1曲に対して、その曲に合ったポジションを与えてあげるってことは心がけてますけどね。

Shinnosuke:あとは、アルバム全体をエンターテインメントとしてプロデュースしていくってことですね。

――エンターテイメントであると同時に、しっかり現実に即したメッセージ性もあって。現実に起こったことが音楽に影響することはありますか?

Shinnosuke:あると思います。特に歌詞については。

Diggy-MO':現実に起こったことを語感として捉えるということはありますよね。ただ、大事なのは(楽曲を聴いた)“後”だと思うんです。音楽を聴いたり、本を読んだり、映画を観たときに何かを感じる。その後、その人が何をイマジネーションするかってことが大事だと思ってるので。

――なるほど。でも、ホントにブレのないチームですよね。プレッシャーとかってないんですか?

Diggy-MO':まあ、基本的に好きなことをやってますから。さらけ出される機会が増えると、そのぶんクオリティを問われることになるので、そこはしっかりやっていきたいですけど。納得できる曲ができれば、充実感もあるし……楽しいよね?

Bro.Hi:うん(笑)。

文●森 朋之
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