ネガティヴ、日本での人気沸騰の秘密に迫る!

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日本での人気が本格的になってきたハードロック・バンドNEGATIVE。
BARKSでは、過去数度にわたってヨンネとラリーに話を訊き、
2人のロック魂をあからさまにしてきたが、
残りの4人のメンバーも知りたいというファンの熱い要望を受け、
今回は、来日したメンバー全員に話を訊いた。
彼らはどんなアーティストに憧れロックを目指したのか、
彼らのロックに対する思いはどれほど熱いものなのか、
それらを解き明かす特集だ。
こんな奴らが、あのメランコリックなロックを作り出しているのだ。
それを感じてもらえれば幸いである。


6人からのメッセージをどうぞ!
NEW ALBUM 試聴もできます!
 


ヨンネ・アーロン(Vo)
繊細。弱い。ボヘミアン。ジプシーっぽい。正直者。ステキなお友達。遅刻魔。自分の世界に入ると他のことを忘れる。





ラリーラヴ(G)
酔ってない時は世界一優しくて良い奴。正直者。ストレート。相手に優しい。常に考えてる人。親友さ。狂ってる時もある。クリストゥスと一緒に酔っ払うとヤバイ。




クリストゥス(G)
シャイ。喋るとおかしなことを言う。ステージでは爆発する。口数が少ない。酔ってても素面でもクレイジー。良いモノを持ってる。絶対に諦めない。ラリーと一緒に酔っ払うとヤバイ。




スナック(Key)
おかしくてハッピーな奴。いつも機嫌が良い。慰めてくれる。すべての面で良い人。変な言葉を作る名人。場を盛り上げてくれる。





アンティ(B)
ユーモアセンスのあるパーティ・アニマル。バナナ好き。演技派。ジョークを言う時の身振り手振りがいい。意見を言う時はストレートに言うタイプ。素晴らしい友達。




ジェイ(Dr)
テディベアみたいな奴。女の子大好き。やさしい人。皆に好かれるタイプ。ヨンネと仲が良い。









ヨンネ:僕のヒーローはなんといってもカート・コバーンジミヘンのようにずば抜けたテクニックとかがなくても、自分の曲が書けるというところに感激して、僕でもできるかもしれないと思わせてくれた。あとは、ガンズ・アンド・ローゼスとかエアロスミスとか、'80年代に活躍したアーティストで好きなのはいっぱいあるけどね。デイブ・リンフォームというフィンランドのシンガーソングライターが好きだったな。
ニルヴァーナはとにかくシンプルでカッコイイ。ガンズは危ない雰囲気とミステリアスさがあって、見かけも音もかっこいい。どっちも聴いた瞬間に一目ぼれって感じだったね。言葉で説明できないよ。何かを感じたんだ。もちろん、曲がいいっていうのが一番なんだけどね。年齢的にいろいろな悩みを抱えている時の格好の逃げ場所だったんだね。僕がギターを弾いたり歌ったりしたいと思ったのは、こういったバンドのおかげさ。

ラリー:ガンズ・アンド・ローゼス、エアロスミス、ローリング・ストーンズ、ジミ・ヘンドリックスかな。ここら辺がオレにとっての重要なミュージシャンだな。10代の頃、社会に反抗したくてもできない生活の中で、ガンズ・アンド・ローゼスの反抗的なところに惹かれた。最高の逃げ道だったんだろうね。でも、どのアーティストも曲が良いってことが何よりも重要さ。あと、父親がギターが上手くて、オレは小さい頃からそれを見ているだけで刺激的だった。カッコよかった。だから彼がいなかったら、オレはここでギターを弾いていないかもしれない。そういう意味でも大事なことなんだ。



クリストゥス:一番最初に好きになったのはジョニー・ウィンターで、今一番気に入っているのはバックヤード・ベイビーズだね。オレはブルースが大好きで、身体の中に染み付いている。その一方で、バックヤード・ベイビーズのような怒れるハードなロックも大好きなんだ。人間ってハードに働いたら休息が必要なように、バランスが大事だよね。オレも音楽的にバランスを取っているのかもしれない。






スナック:まず最初にキッスやツイステッド・シスターズを聴き始めたんだ。その後にアイアン・メイデンメタリカなんかのヘヴィメタルを聴いて、ビートルズなんかを聴いたのはずっと後になってから。最近ではバックヤード・ベイビーズ、ソーシャル・ディストーションなんかが好きだ。同じキーボード・プレイヤーとしては、ディープ・パープルのジョン・ロードとローリング・ストーンズの『レット・イット・ブリード』やジェフ・ベック・グループの『ベック・オラ』に参加したニッキー・ホプキンスが好きだね。
元気いっぱいで暴れたい時はバックヤード・ベイビーズを聴くし、リラックスしたい時はビートルズやピンク・フロイドを聴くし。自分の気持ちを揺さぶってくれるものが音楽だと思ってる。

アンティ:今も昔もフィンランドのバンドをよく聴くよ。'80年代にフィンランドで人気のあったディンゴが最高だね。音としてはメタルぽいものが好きで、ニルヴァーナよりは、メタリカやアイアン・メイデンが好きだ。'80年代ってパーティバンド風のチャラチャラしたバンドが多い中で、メタリカやアイアン・メイデンは純粋に音楽だけで勝負しているバンドだったから、そこに惹かれたんだ。あと、最近ヒムやアモルファスのようなフィンランドのバンドをよく聴くのは、やっぱりフィンランド語でしか伝わらないものっていうのもある。そういうのを大切にしたいんだ。




ジェイ:一番最初に衝撃を受けたのはニルヴァーナの『ブリーチ』とメタリカの『ブラック・アルバム(通称)』だ。オレはドラマーだから、フー・ファイターズのデイヴ・グロールがなんといっても最高のヒーローなんだ。フーファイターズは曲が良いのと、全員が素晴らしいプレイヤーであるのと、見かけがカッコイイのと、とにかく全ての要素が揃ってる。非の打ち所がないよね。





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