山嵐、「HEADBANG」ビデオのメイキング映像到着!

ツイート
雷図とのスプリットCD『革命』を2/23にリリースした山嵐。そのなかに収録の山嵐の楽曲「HEADBANG」のプロモーションビデオ(以下、PV)は、とても緊迫感の溢れるものだったようだ。以下、PV撮影現場の詳細レポをお届けしよう。

             ************************

10台のカメラの前に立つ山嵐。場所は彼らの地元藤沢のレコーディング・スタジオinnig recording hostelry。いつものレコーディングの場所で行なわれた今回のミュージックビデオは、完全同時録音同時撮影のミュージックビデオだ。だが、これはライヴバージョンではない。もちろんCD音源をそのまま映像にシンクロさせたものでもない。現在のPVの99%以上が音源と映像が別録りのスタイルであるため、それが当たり前と見慣れてしまった視聴者には、今回の山嵐のPVは違和感すら感じるかもしれない。

6人のメンバーを映し出したマルチ画面・編集ゼロの完全同時撮影のため、演奏を終えるまで、すべてのプレイが録画され映っている。もちろん完全同時録音のため、音の差し換えはできない。そのため、誰一人としてミスは許されない。緊張の連続だ。山嵐のメンバーだけではない。そこにいるすべての映像スタッフにも同様の事が求められる。

監督・泰太郎の綿密な打ち合わせの上、いざ本番。緊張の瞬間だ。どんなに最高の演奏で進んでいたとしても最後の一小節で誰かがミスをすれば、すべては最初からやり直し。そのため機材のトラブルで撮影がストップしたのもしばしば。メンバーの集中力、テンションのもっていき方が本当に難しいレコーディングセッションで、自分だけ完璧でもダメなのだ。撮影は深夜にまで及んでいった。

そう、山嵐は戦っていた。それが何かを知る必要もないくらいに……。流れる汗もそのままに、声をからし、血管が切れるくらい一心不乱に演奏していた。その姿こそ、山嵐のロックバンドとしてのロックバンドたるアイデンティティーそのものだった。

■山嵐「HEADBANG」プロモーションビデオ
https://www.barks.jp/watch/?id=1000003454

■山嵐「HEADBANG」メイキング
https://www.barks.jp/watch/?id=1000003642
この記事をツイート

この記事の関連情報