“第二のノラ・ジョーンズ”ケリ・ノーブルが「火9」ドラマ挿入歌に!

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4月19日(火)からスタートするフジテレビ系「火9」ドラマ『離婚弁護士II~ハンサム ウーマン~』(主演:天海祐希)の挿入歌に、“第二のノラ・ジョーンズ”とも呼ばれている女性シンガー・ソングライター、ケリ・ノーブルの新曲が起用されることになった。

ケリ・ノーブルは、テキサス州生まれデトロイト育ちの27歳で、アレサ・フランクリン、ロバータ・フラック、ノラ・ジョーンズなどを手がけ数々のグラミー賞を受賞しているプロデューサー、アリフ・マーディンがエグゼクティブ・プロデューサーをつとめたアルバム『フィアレス』で'04年にデビュー。高校時代にジョニ・ミッチェルのアルバム『ブルー』を聴いて、若い女性が自分の思いを語ることに音楽という手段があることに気付き、カレッジを辞めてミネアポリスに移り住み、音楽活動に専念するように。カフェやバーで演奏していた彼女の歌が話題になり、アリフ・マーディンの耳にとまりすぐさまレコード契約を果たしたという、叩き上げのシンデレラ・ガールだ。

作家の江國香織は著書『雨はコーラがのめない』(大和書房刊)の中でケリの歌声を「フレーズごとに耳にとびこんできて、わけもわからず揺さぶられる」と表現しており、また偶然にも彼女の原作による映画『tokyo tower』の挿入歌にはケリの「ルック・アット・ミー」が使用されている。

そんなケリが、ドラマの物語のイメージを元に書き下ろした楽曲が「夢がかなうまで」(原題:how far you've come)。フジテレビの長部聡介プロデューサーは彼女を起用した理由について、次のようにコメントしている。
『まず(ケリのCDを聴いてみて)「声にとても力がある」と思った。そしてCDの解説文に彼女がどうやって曲を書いたか、何を考えているかが短く適切に書いてあった。それを読んでみて、この人なら曲を依頼したとき僕の説明を理解してくれるし、どういう風に書いてくれるか、ということまでイメージできた。それがキッカケでした。』
『このドラマが扱っている題材は時にしんどい内容だったり、せつない事件だったりするのですが、それを一度冷静に受け止めてから乗り越えていく強さ…というメッセージを持っている。ドラマの作ろうとしているニュアンスに、ケリの作る曲(の世界)は近いと思う。つらい事や悲しい事を経験して、それは無駄ではなく、それで成長してそれまで見えなかった世界が見えてくる…そういう強さをメロディ・歌詞・アレンジも含めて、ケリの歌で表現してもらおうと思いました。』

「夢がかなうまで」は、東芝EMIから6月1日に、3曲入りのシングルとしてリリースが予定されている。


■オフィシャルサイト ⇒ www.toshiba-emi.co.jp/kerinoble/
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