day after tomorrow、映像とのコラボレーション 3rdアルバム『day alone』インタヴュー

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──アルバムができあがってみていかがですか?

misono(Vo):いつも発売日を過ぎないと、“できた”って感じがしないんですね。だから、一番うれしいのも、ファンのみんなの言葉が返ってきた時。いつも、ファンレターとBBSは見てるんですけど、みんながどういうことを感じて何を言ってくれるのか、それで作品に対する自分の中の気持ちや達成感、満足度が決まるっていう感じですね。

──大好きな人の前で素直になれなかったり、曲によって主人公の感じ方や考え方はさまざまですが、どの曲にも必ず“あ、この気持ちわかるな”ってところがありますね。

misono:今回、映画とのコラボレーションで、「20歳の女の子2人の友情」がテーマになっていて、歌詞は映画のストーリーを読んでサウンド・プロデューサーの五十嵐さんと、1曲はマーくん(北野)が書いてくれたんですね。友情っていうと、男と女の友情もあるし、女同士・男同士の場合もありますよね。友だち以外にも親とか恋人とか、自分にとって大切な人って考えてもいいと思うし、そういう人との出会いや別れの時に聴ける曲ばかりなので、どんな人でも楽しめるんじゃないかなぁって思いますね。

北野正人(G/以下、北野):僕は、永遠のミーハーでありたいと思ってるんですね。メジャーにいる時点でミーハーなんで(笑)、突っ張って“コレしかやらない”なんて言いたくないし、トータル的に音楽を見て、ロカビリーもやりたいし、いろんなものをすべてやりたい。いいものは吸収したい。今回のアルバムには、そういう思いをすべて詰めたんで、“どうだ!”って感じですね。

──「20歳の女の子の友情がテーマ」という話がありましたがmisonoさん自身が今20歳ということもあり、歌に込める思いは今まで以上に強かったんじゃないですか?

misono:今回、五十嵐さんやマーくんの書いた詞を歌うことに挑戦をしたんですけど、すごく難しいんですよね。詞の景色とか情景も1から説明してもらうんですけど、言葉だけじゃわからない部分もあって。たとえば、「コバルトの空」ってフレーズがあって、“こんな色の空なんだよ”って言われても、自分の中では別の色の空を想像してるかもしれない。それに、想像の世界だけだと、リアリティがなくなっちゃう。たとえば、五十嵐さんが歌詞の景色とか世界観をこちらに伝えるパワーと、同じぐらいこっちもパワーを使わないと受け止められない。そういう面では苦労はしましたね。



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『day alone』

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AVCD-17631/B ¥3,990(tax in)

1. 君と逢えた奇蹟
2. God bless me!
3. せつなさはこの胸の中に
4. 七つ星を数えたら
5. lost angel
6. Where so ever
7. honestly
8. 追伸
9. ユリノハナ
10. 瞑想
11. そして僕にできるコト
12. more than a million miles



「ユリノハナ」

avex trax
AVCD-30681 \
500(tax in)
1. ユリノハナ
2. ユリノハナ -Instrumental-

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