アウトキャスト、本物の「Ms. Jackson」が訴訟

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アウトキャストのヒット曲「Ms. Jackson」の原作者であり、曲のモデルであると主張する実在のジャクソン氏がアウトキャストに対して訴訟を起こしたと、SOHH.comなどが報じている。

'02年にリリースされたアウトキャストのアルバム『Stankonia』に収録され、シングル・ヒットとなった「Ms. Jackson」だが、フロリダ在住のジャクリーン・ジャクソンという女性が、この曲は彼女の娘が十代で妊娠した後に自分で書いたものだと主張。この歌詞の中に「baby momma's momma」(赤ん坊の母親の母親)という箇所があり、これがその当時の自分の状況を示したものであると説明している。そして、アウトキャストの高校の同級生であり、彼らのビジネスパートナーであったアントニオ・シールズという人物が曲を盗んで、使用したと訴えている。

また、ジャクリーン・ジャクソン氏はテレビ番組『Celebrity Justice』に出演した際に、「(「Ms. Jackson」は)私の苦心から産まれたものであって、彼ら(アウトキャスト)が曲の利益の全てを得るのはおかしいわ」と訴え、同曲からの利益の配分を求めている。なお、現在のところ、アウトキャスト側からのコメントは発表されていない。

K.Omae, LA
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