オアシス「新作は『Definitely Maybe』以上の出来

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オアシスのノエル・ギャラガーは、間もなく発売されるバンドのニュー・アルバム『Don't Believe The Truth』をこれまでで最上の出来、高い評価を得たデビュー作『Definitely Maybe』を凌ぐ作品になったと評価している。

同作は初め、デス・イン・ヴェガスをプロデューサーに迎えて制作を開始したが、思うように進まず決別。またドラマーのアラン・ホワイトが脱退するなど、紆余曲折の末、完成した。ノエルはNME.comにこう話している。「『Definitely Maybe』以来のどの作品より満足してる。俺たち最後までやり抜いたからな。自分の意見を曲げずにうまくいったよ」。

他の作品に比べ時間がかかったことで、バンドが“危機状態”にあるのではないかとの噂も流れたほどだった。しかしながら、ノエルはパニックに陥ったことはないとその噂を否定している。「俺たちみんな心配なんかしてなかった。リアム以外はな。あいつはいつだって、何に対しても生理中の女みたいなとこがあるんだよ。上機嫌でいるか、ふさいでるかだ。奴をのぞけば、残りの連中はどこかにたどり着くのはわかってた。頭の中では(何をしたいのか)わかってたんだけど、指がいうこときかなかっただけだ」。

バンドは3月31日、オーストリアの<Frequency Festival>に出演。その後ドイツのフェスティヴァルでパフォーマンスした後、6月17日からUSAツアーを開始する。UKでは6月29日のグラスゴーから大規模なスタジアム・ツアーをスタート。8月には、SUMMER SONIC '05でヘッドラインを飾る。

Ako Suzuki, London
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