オリビア・ニュートン・ジョン、ガン克服を語る

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現在、乳がんの早期発見に役立つ器具Liv Kitをプロモーション中のオリビア・ニュートン・ジョンが、自らのガンとの闘いについて語った。オリビアは、13年前に乳がんを発見。胸部を取り除く手術を受けている。

オリビアは、ガンを発見したときの恐怖を『Daily Mirror』紙のインタヴューでこう話した。「恐怖を経験したことある? 足が動かないとか、急に重くなるとか? まさにわたしが感じたのはそれだったわ。当時はガンって、とても恐ろしいものだったの。みんな、この言葉を使う代わりに“ビッグ・C(カンサーのC)”って呼んでたわ。だから、診断されたときは動けなかった」。

彼女は治療のため、胸部を除去した。スタイルの良さで有名だったオリビアだが、そのことはそれほどショックではなかったと語っている。「胸があるから女性ってわけじゃないでしょ。手術はそれほど悪くなかったわ。少なくとも、回復に向けてのポジティヴな一歩だった」その後9ヵ月の治療と1年の休養を経て、5年後にようやく“完治した”と診断されたという。

自らつらい体験をした彼女は、現在、乳がんの早期発見の重要さを訴えている。彼女の薦めるLiv Kitは、胸の周りにパットを当てしこりを発見するものだという。「どの女性にも自分で検査する習慣を持ってもらいたい。知識は力よ。早期発見すれば、直る可能性が高いんだから」。

ガンを克服した後、ますます人生を大切にするようになったという彼女のベスト・アルバム「オリビア~ベスト・オブ・オリビア・ニュートン・ジョン』が、4月21日に日本で発売される。

Ako Suzuki, London
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