タタ・ヤン、どんなタイプの曲も歌いこなし、キュート&ワイルド&セクシーで見せたライヴ大成功!

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タイの大人気ポップスシンガー、タタ・ヤンが4月から日本公演のために来日。北は仙台、南は福岡まで6ヶ所6公演のツアー<Tata Young JAPAN TOUR 2005 "I BELIEVE">を、先日4/17のZepp Tokyoで無事終了した。

この最終日、Zepp Tokyoのオープニングは「I Believe」。男女8人のダンサーを引き連れて登場したタタ、バンドとコーラス2名もバックに従え、いきなりステージを派手に賑わせ、本格的なエンタテインメントのスタートとなった。続いてアップテンポの「Everybody Doesn't」を披露。タイの国旗を掲げるファンを見て「タイの旗が見えるわね! サワーディカ!」と英語&タイ語で挨拶。観客のなかにタイ人らしき人が多くいたのが印象的だ。

ライヴはヒットアルバム『I BELIEVE』から英語詞の歌を中心に熱唱。そして「私のコンサートだから、踊って!」と「Eik Nid Na」や「I need The Both Of You」などタイ語で歌う歌も披露した。

途中MCで「残念!」「まちがいない!」「どこ見てんのよ!」となぜか日本の芸人ギャグを(もちろん日本語で)連発。衣装も、キュートな白のワンピース~ワイルドな黒のパンツルック~セクシーな赤いワンピースと替え、サービス満点だ。

とはいえ、シンガーとしての彼女の特筆するべきは、どんなタイプの曲もしっくりピッタリ歌いこなす点。スローなナンバーではバラードシンガーとして艶やかに歌い上げ、ロックナンバーの曲では、バンドの一員のようにバンドサウンドに溶け込んで腹の底から歌う。そして、ダンスナンバーでは、しっかりとステップを踏み、煽ること、見せることを忘れずに華やかに歌うのだ。幼いころからショービズの世界で歌ってきたタタならではだろうが、それをちゃんと昇華させ、エンタテインメントとしてショウアップさせているところはさすが。観ていて、純粋に楽しいライヴだった。

アンコールでは「I Believe」の日本語ヴァージョンと「Dhoom Dhoom」で派手に打ち上げたあと、「約束するわ! また会いに来るから!」と締めくくった。タタ・ヤンのステージは大きなところでこそ、より栄える――そんな期待から次回はより大きなところで観たい!と思わせるライヴだった。


タタ・ヤン 2005年4月17日@Zepp Tokyo セットリスト
01. I Believe (English Ver.)
02. Everybody Doesn't
03. Crush On You
04. Call Him Mine
05. Lonely In Space
06. Bad Boys, Sad Girls
07. I Think Of You
08. (BAND Inst.)
09. Cinderella
10. My World's Spinning
11. Eik Nid Na (Thai Ver.)
12. I Need The Both Of You (Thai Ver.)
13. I Want What I Want
14. Sorry Anyway
15. Sexy, Naughty, Bitchy

Encore
16. I Believe (Japanese Ver.)
17. Dhoom Dhoom
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