リル・キム、ゴーストライターから訴えられる

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偽証罪の裁判で有罪判決を受け、最長20年の懲役刑を受ける可能性のあるリル・キムだが、彼女のゴーストライターである二人のソング・ライターからギャラの未払いに関する訴えを起こされたと、SOHH.comなどが報じている。

ニューヨーク最高裁判所に提出された訴状によると、原告であるアントニー・ジェフリーズ、ビンセント・ハートの二人はリル・キムのアルバム『La Bella Mafia』に収録された「Tha Beehive」のソング・ライティングを手掛けたにも関わらず、約束されていた1万5,000ドル(約157万円)が支払われなかったと訴えている。また、報酬の代わりに約1万ドル(約105万円)の宝石類を受け取ったが、その宝石を返還するようにリル・キム側から脅迫を受けたという。更に二人は他にも同アルバム収録曲の「Hold It Now」、「The Jump Off」、「Can You Hear Me Now」も共同で手掛けたが、それぞれ約束されていた1万ドル(約105万円)ずつの報酬も支払われず、他にもコンサートへの出演料の未払いや、リル・キムのDVDの中で無許可にて映像を使用されたとして、合計10万ドル(約1,050万円)の損害賠償を求めている。

この訴えに対してリル・キムの弁護士は「この訴訟は悪意があり、取るに足らないものだ」と一蹴し、原告の二人はリル・キムの所属レコード会社であるアトランティックと書面上での契約を行なっているにも関わらず、契約以上の報酬を裁判によって得ようとしていると主張している。そして、宝石の返還を求めるためにリル・キムが脅迫したという件に関しても、全面的に否定した。

K.Omae, LA
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