ボノ、お気に入りの帽子を盗んだとスタイリストを告訴

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U2のボノが、彼のトレードマークとなっていたステットソン・ハットを盗んだと、昔一緒に仕事をしていたスタイリストの女性を告訴した。スタイリストは「貰った」と主張しているが、ボノは「そんな大事なものをあげるわけがない」と一笑している。

『The Sun』紙によると、ボノはスタイリストのローラ・キャッシュマンが'87年の<Joshua Tree>ツアーの際、ズボン数本、イアリング、スウェットシャツ、それにステットソン・ハットを盗んだとダブリンの裁判所に申し立てたという。ボノは「つまらないことに見えるかもしれないが、僕たちはこの出来事を真剣に受け止めている」と話している。

一方のキャッシュマンは、帽子はアリゾナのバックステージでボノから貰ったと主張している。しかしボノは公聴会で、彼の“アイコン(象徴)”となっていた帽子をあげるわけがないと話した。キャッシュマンの弁護人はこの言葉に「ボノは'87年、まだロックのアイコンではなかった」と反論したが、ボノはこれを「オー、ノー。俺たちは誇大妄想を抱いてたわけだな」と笑い飛ばしたという。

裁判はこの先も続く予定。

U2は今週末(7月2日)、ハイド・パークで開かれる<ライヴ8>に出演する。

Ako Suzuki, London
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