ルーサー・ヴァンドロス、早過ぎる死去!

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偉大なR&Bシンガー、ルーサー・ヴァンドロスが7月1日にニュージャージーの病院にて亡くなったと、AP通信などが報じている。享年54歳であった。

現在のところ死因は明らかにされていないが、ルーサー・ヴァンドロスが入院していたJFケネディ・メディカル・センターのスポークスマンによると、2年前に脳卒中で倒れてから完全な回復を果たせないまま亡くなったとのこと。ルーサー・ヴァンドロスの広報担当であるジェフ・オコナー氏は「R&B界の大きな損失」とのコメントを発表し、更にアレサ・フランクリン、パティ・ラベル、マイケル・ジャクソン、クインシー・ジョーンズからお悔やみの電話を受けたことを明らかにした。

ルーサー・ヴァンドロスは'03年4月16日にマンハッタンの自宅にて脳卒中で倒れて以降、公の場に姿を現すことなく、リハビリを続けていたという。

一方で倒れる前にレコーディングされていた15作目のアルバム『Dance With My Father』が同年6月10日にリリースされ、ビルボードのアルバム・チャートで初登場1位を記録。同アルバムとビヨンセとのコラボレーション曲「Closer I Get To You」によって翌年のグラミー賞では4部門を制覇した。また、その際に公開されたビデオ映像では、車椅子に乗りながらも元気な姿を見せていた。

K.Omae, LA
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