フリーも絶賛の“早すぎたギター・バンド”ギャング・オブ・フォーがフジロック出演！

＜FUJI ROCK FESTIVAL 05＞２日目、7月30日（土）のWHITE STAGEに出演が決定したギャング・オブ・フォー。フジロックのサイトでは「USオルタナティブの原点とも言えるUKバンドGANG OF FOUR」と紹介されている彼らは、セックス・ピストルズが巻き起こしたパンクの嵐が吹き荒れる1977年、イギリスのリーズ大学の学生だった４人で結成。パンクの怒りはそのままに、さらにエッジの利いた音楽を完成させた、彼らのデビュー・アルバムにして最高傑作と言われる1979年にリリースされたアルバム『エンターテイメント！』のCD解説には、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーが以下のようなコメントを寄せている。

「オレは、『エンターテイメント！』というレコードを初めて聴いた時のことを覚えている。カミソリのようにキレのいいリズムを聴いてみろよ。カッコいいアルバム・カヴァーを見てみろよ。フリーちゃん、もうブッ飛んじまったよ。これこそアートじゃん、なんて思って聴いてたイマふうロックとは、まるっきし違ってたんだもん」

さらに、R.E.Mのマイケル・スタイプが「『エンターテイメント！』はそれまでのすべてをズタズタに引き裂いてしまった。ギャング・オブ・フォーはスウィングの仕方を知ってるんだよ。オレは奴らからいろんなものをパクったよ」と語っている。また、音楽評論家の増井修氏には、「レッチリもこれを聴かなければなかったかもしれない。アメリカでの絶大なる影響力、英国ニュー・ロックからの古典としてのリスペクト。 時代が早すぎた天才的なギター・バンド。ギタリストはこうやって裸で勝負すべき。 アンディ・ギルはあれをそのまま再現できるか!?」と、まもなく来日する４人のギャングたちに期待を寄せている。

アルバム『エンターテイメント！』は、東芝EMIが2004年の売上順にロックの名盤をリリースする「ROCK YOU!1500 ロック名盤1500」シリーズで堂々の第6位に入り、7月6日に税込1,500円の低価格で発売される。

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