ロンドンのテロ事件を受けて、クイーンが警官・消防士5,000人を招待

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新生クイーン(クイーン+ポール・ロジャース)は、7月15日(金)にロンドン・ハイド・パークで行うコンサートに、同時テロ事件で被災したロンドン市民の救命活動に関わったエマージェンシー・サービス(警察官、消防士他)のスタッフ5,000人を招待すると発表した。このコンサートはもともと、7月8日(金)にロンドン/ハイド・パークに8万人の観客を集めての開催が予定されていたもので、同時テロ事件の影響で1週間延期になったもの。

バンドは「ロンドンのエマージェンシー・サービスの方々による今回の爆破テロに対する迅速な対応に感謝し、同時にこの悲劇から立ち直るロンドンの人々にエールを送りたいと思う」との声明を出した。バンドにとっては29年前の無料コンサートで15万人を集めて以来のハイド・パークでのコンサートとなる。今回のコンサートは予定された8万人に加え、エマージェンシーのサービス・スタッフの5,000人を追加した大規模なものになる。

また、今回のコンサートには現在話題沸騰のバンド、Razorlight、コメディアンのPeter Kay、そしてスペシャル・ゲストにDarknessのJustinとDan Hawkinsが参加する。

「僕達はドイツでコンサートを終え、木曜日の朝に戻ってきてこの出来事を目の当りにした。とてもショックで悲しかった。冷静かつ勇敢にこの悲劇に立ち向かいロンドンを復興しようと懸命に働いている警察官そしてエマージェンシー・サービスの人々がまさに今回のヒーローである。そんな彼らに感謝したいと思った」(ブライアン・メイ)

「このような恐ろしい状況下で冷静にそして勇敢に対応した彼らには尊敬する。彼らはロンドンの皆からの感謝を受けるに値する」(ロジャー・テイラー)

チケットはロンドンの劇場、ラジオ局などで配布され、エマージェンシー・サービスのスタッフは証明書を提示すれば2枚の無料チケットを受け取ることができる。


■オフィシャル・サイト
http://toemi.jp/queen/ (PC・携帯共通)
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