三浦大知、豪華ゲストのSummer Seminar 2005ライヴレポート!

ツイート
7月17日(日)、三浦大知のワンマン・ライヴ<Summer Seminar 2005>がSHIBUYA-AXで開催された。3月にリリースのデビュー・シングル「Keep It Goin’On」がスマッシュヒットを記録。6月の2ndシングル「Free Style」はアッシャー「YEAH!」で知られるPatrick"J.Que"Smithによる書下ろし。携帯電話のCMに起用され、大きな話題となった。そのような注目度の高い中でのライヴとあって、この日のSHIBUYA-AXは入場待ちの人が長蛇の列を作る程の大盛況。1Fのスタンディングエリアは文字通りのすし詰めであった。

観客の多さのため入場に時間がかかり、予定時刻より遅れての開演となったが、客電が消え“D-ROCK”のロゴが大きく入ったターンテーブルを中心に組まれたセットに三浦大知が登場すると悲鳴のような大歓声が迎える。よく見ると大知本人のパンツにもターンテーブルと同じ“D-ROCK”のロゴが。かなり気に入っているニックネームのようだ。トレードマークのキャップはなく、本人が「今回初めて帽子を取ってみました」とさわやかにMCをするように、今回はサラサラヘアーで登場。さらに、一度やってみたかったという“盛り上がってくれるかな?”“いいともー”のコール&レスポンス。会場のテンションはどっと笑いながらもさらに上がる。

いざライヴが始まれば、日本人離れした圧倒的な歌唱力とダンスのスキル、そしてスウィートな歌声はどこまで“本格派”。その“すごさ”に加えて関心させられるのは“遊び心”。夏らしくセミの鳴き声のサンプルを使ったり、ダンスセッションでシルヴィ・バルタン(『ウォーターボーイズ』のテーマ曲)をバックにシンクロ風のダンスをするなど、ユーモアのセンスも抜群でとにかく観ていて飽きない。

三浦大知本人が振り付けや演出もダンサーたちと考えたという今回のライヴ。“歌が好き、ダンスが好き”という、17歳のまっすぐな気持ちが表現され、何よりも三浦大知本人がライヴを楽しんでいるのがよく分かる、観ている方も楽しい気分になれるステージだった。

アンコールには「Free Style」のカップリング「Be Shining」でフィーチャーされ、リリックにも参加したHI-Dが登場! 息の合ったダンスと掛け合いを見せてくれた。これだけでも、相当なサプライズだったが、なんとなんとアンコール2曲目では1stシングル「Keep It Goin’On」を作曲したゴスペラーズの黒澤 薫氏が登場! 交互にヴォーカルとコーラスを取り合うという2人の競演によって、この曲を歌い上げた。

アンコール終了後も止まない声援になんと、三浦大知と黒澤 薫が即興でアカペラを披露。最後までサプライズと楽しさに溢れたライヴだった。

三浦大知
<Live Summer Seminar 2005 海の日前夜祭!>
2005.7.17 @SHIBUYA-AX
1. You'll Be Mine (05.3.30 /1st Single c/w)
2. Southern Cross
3. Bad Day
4. Open Your Heart
5. Knock Knock Knock
6. Sad Eyes
7. O (from omarion)
8. Dance Boys (from omarion)
9. Caught Up (from Usher)
10. Word
11. ING
12. Stay
13. No Limit
14. Free Style (05.6.1 /2nd Single)
15. 17 Ways

encore1. Be Shining (05.6.1 /2nd Single c/w)
encore2. Keep It Goin' On (05.3.30 /1st Single)
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス