<RIJF2005>Mr.Children、メッセージの重みを増した貫禄ステージ

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<ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005>、なか日の8/6(土)のメインステージGRASS STAGEでトリを飾ったのがMr.Childrenだ。

1曲目に「終わりなき旅」を披露。感動的な曲ではあるが“1曲目にこの曲!?”と思わせる意外なオープニングだ。花柄のエレキギターをかき鳴らしながら桜井和寿が丁寧に歌う。観客はいっきにミスチル・ワールドだ。

そしてガーっと上げてきたのが2曲目「光の刺す方へ」から。緑のライトが歌のタイトルのように象徴的に照らされて幻想的だが、観客のテンションは曲に煽られるようにアップ! アウトロでギターパートが決まると田原健一(G)がガッツポーズ。その姿がジャストでモニターに大きく映し出されてよく見えたのだが、いい笑顔…! 「名もなき詩」、ポカリスウェットのCM曲「未来」とヒット曲へ。

「今日はめいっぱい楽しんでるか! みなさんの感じを見ると相当楽しかったと思いますけど(笑)。若いミュージシャンからベテランまで出るフェスだけど、僕らが若手のバンドと言われたときの曲を演奏します」と桜井が言うと、94年にアルバム『Atomic Heart』内で発表した「雨のち晴れ」へ。

後半はカップヌードルのCMソングの「and I love you」からミディアム~スローナンバーを続け観客にじっくり聴かせたあと、ラストは「HERO」。“ap bank”や“ホワイトバンドプロジェクト”などの活動をしている姿を通してこの曲を聴くと、ずっしりと重みが、そして意味も深くなるような、そんなメッセージの強いこの曲を披露した。

そして、やっぱりアンコールではフェスに相応しい弾けるナンバーを欲したファンへ、「innocent world」をプレイ。花火へと続いた大団円のステージとなった。

この日、8/6の入場者数も45,300人。3つのステージで22組のアーティストがライヴを実施。HMV DJ BOOTHではDJがレコードを回すほか、RYUKYUDISKOのライヴやお笑い芸人によるコントも披露された。

photo/薮田修身

セットリスト@<ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005> GRASS STAGE 2005.8.6
01. 終わりなき旅
02. 光の射す方へ
03. 名もなき詩
04. 未来
05. 雨のち晴れ
06. I'll be
07. and l love you
08. ランニングハイ
09. HERO
10. innocent world


ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005 特集
https://www.barks.jp/feature/?id=1000010461

BARKS夏フェス特集2005
https://www.barks.jp/feature/?id=1000010016
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