D&M、Rioの販売終了を決定、Rio事業から撤退へ

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ディーアンドエムホールディングス(以下、D&M)は「Rio」ブランドのポータブルプレイヤーの販売を9月末で終了し、全世界レベルでRio事業から撤退することを発表した。

プレイヤー市場はハードウェア間の競争が激化し、値引きも多くなっている。アップルコンピュータのiPodがシェアを伸ばすなか、苦戦しているメーカーも多い。

D&Mは、「競争力の維持に努めてきたが、コア事業であるAV事業との戦略的シナジーが少なく、これ以上の経営資源の投下は難しいと判断した」と説明する。

引き続き、RioのアフターサービスはD&Mが行うという。D&Mはデノンやマランツなどのオーディオブランドを傘下に持つ企業で、2003年に米SONICblueからRio事業を落札、Rioブランドのポータブルプレイヤーを販売している。

問い合わせ先:ディーアンドエムホールディングス
http://www.dm-holdings.com/jp/
リオ・ジャパン
http://www.rioaudio.jp/
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