<SUMMER SONIC 2005>ザ・サブウェイズ、演奏面での粗さはあるがステージ度胸は満点

そしてライヴの方もつめかけたキッズたちの高まる期待に応えるものであったと思う。もちろん、若さから来る演奏面での粗さや拙さはあったようには思う。だが、デビューする遥か前の昨年から、グラストンベリーをはじめとした大型のフェスティバルを数多く経験しているだけあってステージ度胸は満点だし、とりわけ“ライヴのやり方”を自然と体得している感じが伝わって来て好感が持てる。この辺りも、キッズが距離を置かずに感情移入出来る大きな理由になっているのだろう。メロディに力があることと、パワーだけで押すタイプでないことの二点を考慮に入れると将来的には“脱3ピース”の方向性で考えた方が良いような気がしないでもないが、今はまだこのままで、才能のまま突っ走ったので良いと思う。未完成な部分も含めて、今後の行方を見てみたいバンドであると思った。
取材・文●沢田太陽
Photo●SUMMER SONIC / YUKI KUROYANAGI
THE SUBWAYS
2005/8/13 MOUNTAIN STAGE
With You
Young For Eternity
I Want To Hear What You Have Got To Say
City Pavement
Lines Of Light
Oh Yeah
Holiday
Mary
Rock & Roll Queen
BARKS夏フェス特集2005
https://www.barks.jp/feature/?id=1000010016
SUMMER SONIC 2005特集
https://www.barks.jp/feature/?id=1000010617