斎藤 誠、教会でアコギ1本でライヴ実施。次回はこんなゲストが…!

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ギタリストとして数々のアーティストとのセッション、サポートとして人気の斎藤誠。なかでもサザンオールスターズのギターを担当し、テクニックはもちろん、ライヴでも大いに盛り上げる役割の一旦として欠かせない存在として活躍、最近ではアコースティック・ギターのメーカー“マーティン”が実施するツアーにもメイン参加している。

その斎藤誠、ソロでもシンガー・ソングラクターとして根強く活動し、大人のロックを聴かせてくれる。サポートでのツアーやレコーディング参加の合間を縫って、今回、ソロで名古屋、神戸、東京にて<ザ・ネブラスカツアー2005>を実施。東京公演は、先日の9/2、品川にある教会、グローリア・チャペルで行なわれた。

教会という場所柄、アコースティックでのライヴ。斎藤誠の歌声とアコースティック・ギターの音だけというスタイルだ。オープニングでは、1人でギターを抱えて立って歌ったが、3曲目に入る前に、お気に入りのギター4本と、机の上にはルームライト、熊のぬいぐるみを置いてちょっとした私的空間を作り上げ、そこの中心に椅子を置いて曲を披露した。

甘酸っぱい恋を描いた「初恋天国」、じっくり聞かせる「Waltz In Blue」、ギターのストロークが素晴らしい「夢を聞かせて」など、軽快なトークを交え約20曲を披露した。

背後にある十字架を気にしてか、ちょっとしたギャグを言うたびに十字架に頭を下げるシーンも。とはいえ、音響、雰囲気などとても気にいっていた様子で「この会場で絶対やりたいって思ったんです!」と何度も語っていた。アコースティック・ギターもラインを通さず、生の音をそのままマイクが拾うという形が、音そのものをナチュラルに響かせてくれた。斎藤誠ならではのテクニックと安定感、そして彼のオチャメなキャラクターと優しい歌声がとてもマッチしていたライヴだった。

今後、斎藤誠は再びアコースティックでライヴを行なう予定。次回はバンドになるほか、元ポール・マッカートニー&ウィングスのギタリスト、ローレンス・ジュバーをゲストに迎えることになっている。

■THE ACOUSTIC "BAND" NIGHT MARTIN CLUB Rebirth Tour Special
<斎藤誠の今年最後のスペシャル・アコースティック・バンド!>
日時:2005年11月3日(木・祝)17:00開場、18:00開演
場所:横浜赤レンガ倉庫第一号館ホール
メンバー:斎藤誠(Vo&G)、角田俊介(B)、河村カースケ智康(Dr)、柳沢二三男(G)
スペシャル・ゲスト:ローレンス・ジュバー(G、元ポール・マッカートニー&ウィングス)
[問]ディスクガレージ 03-5436-9600(平日12:00-19:00)
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