ジェイ・Z、新レーベル設立＆ザ・ルーツと契約交渉

名門ヒップホップ・レーベル、デフ・ジャムのCEOであるジェイ・Zが新たなレーベル、デフ・ジャム・レフト（Def Jam Left）を設立し、その第１弾アーティストとしてザ・ルーツを予定していることを明らかにしたと、Billboard.comが報じている。

新レーベル、デフ・ジャム・レフトは「アルバム発売第１週目の売上が何十万枚」といった売上枚数が絶対的な評価基準となっている現状から脱却して、新たにアーティストを育成するために設立され、その第１弾アーティストとして、現在、ジェイ・Zはザ・ルーツと契約交渉を行なっているという。ザ・ルーツは既にニュー・アルバム『Game Theory』を制作中であることを明らかにしているが、両者の契約が順調にいけば、このアルバムは現在所属しているゲフィンではなく、デフ・ジャム・レフトからリリースされることになる。

また、この記事の中で、ジェイ・Zは彼自身に対するファンからのアーティストとしての復活への熱い要望についても語っており、将来的に復活の可能性があることを示唆している。

K.Omae, LA