ソニー、MP3が聞けるスティック型ボイスレコーダー

ソニーマーケティングは、MP3再生をサポートしたICレコーダーを2モデル発売する。

発売される製品は512MBメモリを内蔵する「ICD-SX66」と256MBメモリを搭載する「ICD-SX56」。共にソニーの独自規格であるLPEC形式で録音するICレコーダーだが、MP3ファイルを再生できるようになった。

MP3ファイルは、付属するソフト「Digital Voice Editor Ver.2.4」を使ってパソコンから直接転送できる。これまでは、直接MP3ファイルを再生できず、いったんLPEC方式に変換する必要があったので、プレイヤーとして使用する場合、ユーザーの手間は大きく改善されている。

ボイスレコーダでの録音モードは4種類ある。音質と時間などを考え、用途にマッチしたモードを指定して使う。ステレオでは最大約45時間30分、モノラルでは最大約192時間20分も記録可能だ。

面白い機能として、出荷時状態でNHKの英会話番組でも採用されている英語の教材の一部が記録されている。付録CDにはPDFファイルでテキストも収録されており、英語を学びながらボイスレコーダーの使い方もマスターできる。

発売は10月21日を予定しており、価格はオープン。予想価格は、256MBモデルが2万円前後、512MBモデルが2万5000円程度の見込みだ。

問い合わせ先：ソニー
http://www.sony.jp/