ポール・マッカートニー、プロデューサーを殴りかけた

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ポール・マッカートニーは、最新アルバム『Chaos And Creation In The Backyard』を制作中、プロデューサーのナイジェル・ゴッドリッチを殴ろうかと思ったことがあるという。レディオヘッドのプロデューサーとして有名なゴッドリッチは、マッカートニーの曲を「ゴミ」扱い。ゴッドリッチはこれまでマッカートニーが仕事をしてきたプロデューサーとは違い、厳しい態度で挑んできたという。

Ireland Onlineによると、マッカートニーはゴッドリッチとのレコーディングの模様をこう明かしたという。「ほんとに頭にきたよ。“僕の曲が好きじゃないって? どうして、そんなことが言えるんだ。何様だ?”って思ったね。スタジオにいて、僕はいいムードだったんだ。レコーディング終えたばかりの曲を聴きながら、どうやってベースを入れようかなって考えてた。それなのにナイジェルは“この間プレイした曲だけど、全然、良くない。ゴミだな”って言うんだからね。“ああ、そう?”って応えたけど、頭の中では“どうしよう、殴ってやるか、それとも解雇してやろうか? 出て行けって言ってやろうか?”って考えたよ」

歯に衣を着せない意見に傷ついたマッカートニーは、次の日、その気持ちをゴッドリッチに正直に告白。話し合った結果、プロデューサーの望んでいるものが理解でき、いいパートナーになることができたという。マッカートニーは、それは、ジョン・レノンとの関係に似ていたとまで話している。「彼の探しているものがわかった。よかったよ。最高のバンド・メイトと仕事をしてるようだった。ジョン(・レノン)のときと似てた」

Ako Suzuki, London
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