D-51の2人だからこそ歌える歌「ALWAYS」インタヴュー

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(左から)Yuこと上里 優、Yasuこと吉田安英 
10/26にニューシングル「ALWAYS」をリリースするD-51
この曲は、未来を見据えた若い2人のシンガー2人であるからこそ、
2人の歌唱力、歌声があるからこそ、
そして、地元(=沖縄)を大事にする2人のキャラクター、存在感だからこそ、
D-51が歌うべくして歌う歌に仕上がっている。
日常のなにげない温かさや優しさ――それをまっすぐに歌っているのだ。

NEW SINGLE

「ALWAYS」

「ALWAYS」
ポニーキャニオン
PCCA-02451 \1,260(tax in)
2005年10月26日発売


01. ALWAYS
02. ロケット公園
03. サヴァイバー
04. ALWAYS~Back Track~





ビデオ・メッセージ

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Yuに説教されるゾ!?

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「ALWAYS」ビデオ・クリップへ ▲「ALWAYS」

――新曲は映画の主題歌ですが、タイトルも一緒ですね。映画を観て作ったのですか?

Yasu:映画の台本を見せていただいてから歌詞を書きました。曲もできていたんで、両方からのイメージですね。映画は昭和33年って時代の、ごくごく日常のことを描いたものなので、最初は「これだ!」ってものがつかめなくて困ったんですけど、でも時代は違っても、いつも変わらないものってあるんだなって。それを書いてみました。

――その“変わらないもの”とは?

Yasu:人のなかにある優しい……愛っていうか。変わらないって言った矢先に矛盾してるんだけど、そういうのが今なくなってきてるじゃないですか。だから“変わらない”っていうものの意味に気づいてもらえる歌になればいいなって。

Yu:やっちゃん(Yasu)の書く詞って今まで空想というか設定された世界を歌ってた詞が多かったかなって思ったんだけど、今回はすごく懐かしいリアルさがあるなって感じたかな。

Yasu:僕ら自身、こういう愛を感じながらここまで来られたなって思って。濃いぃ愛っていうよりは、「お先にどうぞ」とか思いやりとか、何気ない愛ですよね、うん。

――この映画の舞台が昭和33年ですが、もしやご両親がそこらへんの生まれでは?

Yu:そうなんですよ。僕の母親が33年生まれ。映画見たら「あ、こういう感じだったのよ、こうやって荷物背負って行ったのよ。懐かしい」とか言ってましたよ。

――そういった世界観を出すのに、歌う時にポイントにしたところは?

Yasu:熱く歌わないっていうか。<愛は変わらない>とか<愛は終わらない>とか。何誘ってるんだよ!?って感じでしょう(笑)。口ずさむくらいで。バックの音も温かいものなので。

――でも、ここってサビで盛り上がるパートだから、歌い上げそうですよね。

Yu:そうなんですよ、最初は叫んでました。でも後から聴いたら「暑苦しい~」って思って歌い直しましたね。

――カップリング「ロケット公園」はYuさんの作詞作曲ですが、今まで元気な曲を書いてきていましたが、今回はミディアムスローのナンバーですね。

Yu:作詞は……最初恋愛のこと書いたんですけど、やっちゃんからNGで(笑)。


Yasu:最初は男から別れを切り出した失恋の話なのに、サビでは“やっぱり会いたい~!”ってので(笑)。なんかね、主人公の男が身勝手で愛せられないんですよ!

Yu:そうだよなぁって思ってたら、やっちゃんが「ロケット公園のこと書いたらいいやし」って言うんで、そうだなと。ロケット公園って僕の実家のすぐ近くにある公園のことで、よくそこで過ごしてたんですよ。そこのこと考えてたら離れ離れになった友達に無性に会いたくなって、公園に帰って来いって今の歌詞になりました。

――この曲にしろ「ALWAYS」にしろ結構くさい歌詞、ありますよね。それは2人は歌うときは恥ずかしい気分にはならないものですか?

Yasu:いや、ありますよ! くさいけど歌に乗せたり、歌い方でくさくなくなるのは大丈夫。でも、どうやってもくさいままっての完全拒否しますよ。


――字面で見るとくさいかもしれないけど、歌ってみてってところなんだね。

Yu:うん。これはヤバいよね(照)みたいな歌詞や、同世代の人間聴いたら引くよって部分は差し替えますね。



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