対談 三上ちさこ vs 大江慎也

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大江慎也 vs 三上ちさこ大江慎也 vs 三上ちさこ

 今回の<Here Tour2005>ツアーのメンバーとして元Roostersの花田裕之氏と井上富雄氏が参加。そして博多公演では、同じく元Roostersの大江慎也氏と対バンという、Roostersとのつながりが濃い。そこで、今回の三上ちさこ特集を記念して、大江慎也氏との対談を敢行。なんとも不思議な雰囲気の内容になった。
 

三上ちさこ(以下、三上):大江さんに、一番聞きたかったことがあって、ライヴの時に何を意識してるんですか?

大江慎也(以下、大江):ライヴの時? 何か考えながらとか。「雨が降ってきたなー」とか。あとは、どうやったら周りがもっと盛り上がるかなとか。でも、そんなに意識してないけどね。

三上:(笑)最近は何をしてるんですか?

大江:僕は、ソロ・アルバムのレコーディングのリハーサルに昨日から入って、明後日からリズム・トラック録って、東京でギターのダビングとヴォーカルの曲を1曲録って、それからNYに行ってレコーディングですね。

三上:歌詞とか曲を作る時って、どういう場所でどういうテンションでできますか?

大江:歌詞は、場所によるかな。頭にいろいろイメージが浮かんで、浮かんだ時にそれを書いてるだけで。後、地元が田舎だから、田舎のバーで考えながら浮かんだことを書いたりとか、あとインスピレーションを変えてみたりして。三上さんは、歌詞はどういうところで書くんですか?

PHOTO三上:私も場所は問わないですね。作ろうと思って、時間を作っていざ取り掛かるとできなくって。ほんと、一畳分の空間でもできるときはできるし、なんか空間的なことってあまり関係ないのかなって。できる時って。来る時に来るというか。来ない時はぜんぜん来ないというか。けっこう単純ですよね。自分が受け皿でいるのが一番誠実という感じがしますね。

大江:ラヴソングが一番困りますね。

三上:書こうとか、書きたいと思って書くんですか?

 大江:ラヴソングはね、自分の想像した頭の中のラヴソングもありますけど、本当の愛の世界の音楽っていうのは、いわゆる自分の中の今までの“愛の”ラヴソングではないような形とか言葉とかで表現できるのがいいと思ってるんです。

三上:本当のラヴソングを書こうと思ったら、ラヴソングっていうのは、いつもどこか理想とか嘘みたいなものが、絶対に入ってきちゃうと思うんですよね。本当に本当のことを書こうと思ったら、難しいですよね。

大江:大きい意味でのラヴソングとかはどう? 俺はそういうふうにするけど。争いごとがなくなるとか、そういう意味においての。それもひとつのラヴソングだと思うんで。

三上:私も最終的に歌で伝えたいものってそうかもしれないですね。でも、なんとなくこう、きれい事を言っているような自分を意識しちゃう瞬間とかもあったりして。大江さんって、一日の中で、自分が一番大切にしている時間ってありますか?

大江:眠る時間だね。普通になかなか眠れることができないんで、処方された薬を飲まないと眠れないんですよ。だから、睡眠だけはいつも大切にしてますね。

三上:私、今朝、目が覚めるギリギリ前に、一曲できてたんですよね、夢の中で。起きた瞬間忘れちゃったんですけど(笑)。夢の中で1曲まるまるアレンジとかも完全にできていて、とかありますよね。

大江:ありましたね、僕も。

三上:実際に曲になりました?

大江:なりましたよ。今はもうしないですけど、昔は起きる前に頭の中に文字とかコード進行が浮かんでいる時に、バッ!と起きて、起きてすぐにザッとノートに書いたりしてましたよ。すぐ楽器を持ったりとかではなくて、コード進行とかも書き留めて。今はしないけど、昔は書きとめてましたね。

三上:寝る前とか、起きる直前って一番そういうのに覚醒しているような感覚が自分ではあるんですけど、大江さんって、一番覚醒しているとかって、意識としてある時はありますか?

大江:自分の言葉でいえば、覚醒している時って、ふだんから覚醒していると言えばしてますし、してないと言えばしてないし。あの頭の中の、シータ波とかベータ波とかアルファー波とか、そういういうやつでしょ? そういうのが出る時の状態のことじゃないんですかね? でも、それは何時かなんて自分でもわからないですけど、でも、それが自分でなんとかできたらいいと思いますよね。

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