アユミ、ハリン インタヴュー

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──今回、Sugarにとっては2枚目、ハリンちゃんにとっては初のアルバムになるわけだけど、取りかかる前、どんなものを作りたいと思ってた?

アユミ:今回のアルバムは昔のシングルもいっぱい入るし、それと同じくらい新曲も入る、ということで、“Sugarはこんなにも成長したんだよ”っていうところを見せたいなって。それで、実際そういう努力もしたし、全部録り終わって聴いてみた時に、1年前に歌った歌と今歌った歌ではやっぱり全然違ってたんで、“あぁ本当に成長したんだなぁ”って。だからなんか、フォトアルバムみたいなアルバムができたなって、そんな気がしてますね。

ハリン:私は、自分もそうなんですけど、いいアルバムじゃなかったら、買いたい気持ちにならないじゃないですか。だから、私が買う人だと思って、すごく買いたくなるようなアルバムを作ろうと思いました(笑)。

──でもそれって大事なことだよね。聴く側のことも考えて、内容を充実させるってことだからね。で、レコーディングは? 煮詰まったりしなかった?

アユミ:もちろん、いっぱい煮詰まりました(笑)。歌詞の内容とか、やっぱり日本語と韓国語じゃニュアンスが違うじゃないですか。だから私達はまず歌詞をもらうと、それを1回韓国語に変えて、意味を理解して、それからまた日本語に戻して、みたいにするんですけど。ニュアンスを気にしてたら発音がダメになったり、発音を気にしてたら感情がダメになったり。他のメンバーは苦戦してたと思います。

ハリン:うん、特に苦戦したのは「永遠」ですね。発音もそうだけど、これって神秘的な曲だから、どうやったらこの感じを伝えられるかな?って、感情を入れるのが難しくて。で、アユミちゃんが歌うのを聴いて、私が……奪う? 盗む?

──ああ……アユミちゃんの歌を聴いて“なるほど、こういうふうに歌えばいいんだ?”って何かをつかんだ?

ハリン:そう、それ! 私、ちょっと盗みました(笑)。

──(笑)アユミちゃんは盗まれて、どうでした?

アユミ:嬉しかったです(笑)。“あんなふうに歌わなきゃ”って思われるのは、やっぱり嬉しいことだから。逆に“あんなふうに歌うのはやめよう”とか思われたら、落ち込みますよね(笑)。

──確かに。ちなみにタイトル・チューンの「COLORS 4 WISHES」は?

アユミ:あ、あれはすっごい楽しかったです。あのレコーディング では、マネージャーさんとかスタッフさんが手拍子したりラララで歌ってくれたりしたんですけど、みんなものすごくノリノリでやってくれて。

──そのあったかい空気感がそのまま伝わってくる仕上がりになってますよね。

アユミ:ありがとうございます。でもあれ、手拍子とか何気にズレちゃったりしたんで、実は何回も何回もやり直したんですよ。それで手が痛くなりました(笑)。

ハリン:ラララのコーラスも、マネージャーさんの音程が外れて、何回もやり直したしね(笑)。それとか、みんなで笑っちゃって、その笑いが入ったらダメだから、そこでもまたやり直したりとか。でもほんとにすっごい楽しかった!

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